山田準決切符決めた 九州王国再興へ

西日本スポーツ

12日のバンク練習から引き揚げる山田英明(右)。左は山崎賢人 拡大

12日のバンク練習から引き揚げる山田英明(右)。左は山崎賢人

 初日12R理事長杯で、山田英明が5着。準決フリーパスのローズカップに、ぎりぎりで進出した。ただマークした清水裕友は1着だっただけに「追走の甘さが出た。終1角で左右から挟まれる形になって危険を感じ、離れてしまった」とまずは反省の弁。それでもやや離れたBS7番手から自力で追い掛けて、ゴール直前で村上義弘を抜いて5着に飛び込んだ。「最後はかなり伸びましたね。この5着は大きい」。5月の松山全プロのケイリンで優勝して得た理事長杯の出走権を最大限に生かしての準決切符に手応え十分だ。

 12日の朝は、バンク練習で軽く調整。「特別競輪の順延は大好きなんです。一流選手がどんな自転車に乗ってどんな練習をしているか、ここにはたくさん知りたいことがある」と検車場を見渡した。「同じ人間なんで、自分にもG1を勝つチャンスは絶対にある。外国人を相手にしているわけでもない。まずは決勝に当たり前のように乗れるようにならないと」。ローズカップはもちろん、その先の準決勝を見据えて、「2日目からまた気持ちを入れて頑張ります」。開催中には見せない穏やかな表情で検車場を後にした。

■園田は2予Aへ

 初日9R、園田匠は山崎賢人マークから勝利。2予Aへと進出した。近況は直線で強烈な追い込みが目立つが、「今までは落車を繰り返して、その前の状態に戻すことばかりしていた。今年はまだ一度も落車がない。練習した分だけ強くなれている」とその理由を説明。「こんなに長い期間落車しなかったのはデビュー以来初めて。選手になって今が一番調子がいい」と手応えを感じ取っている。12日も「毎日やっていることをいつも通りやった」と、バンク練習とローラーでマイペース調整。第24回大会の覇者が2度目のタイトルへ、準備を整えた。

 九州勢はこのほか、2予A(1~4着が準決勝へ)に山崎、2予B(1~2着が準決勝へ)に中川誠一郎と中本匠栄が進んだ。

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