日本史上初、福岡が3試合連続トライ スコットランドとの因縁は大学時代から

西日本スポーツ

 エースの躍動だ。WTB福岡が日本史上初のW杯3試合連続トライを決め、スコットランド撃破を呼び込んだ。「これだけのために全ての時間を犠牲にしてきた。因縁の相手に勝ちきってベスト8に進むのが目標だった。最高です」。興奮が言葉になった。

 前半終了間際、左に展開したボールをCTBラファエレがスコットランドラインの裏へ。そのゴロパントを福岡がキャッチして左隅に飛び込んだ。コンバージョンも決まって21-7で折り返した。

 前半6分、スコットランドに先制トライを許しても動じない。流れを引き寄せたのも福岡のラン。前半17分、左サイドで受けたパスから裏へ抜け出し、オフロードパスでWTB松島へ。そのままトライを奪った。キックも決まり、7-7の同点に追い付いた。

 W杯前最後のテストマッチ、9月6日の南アフリカ戦で右ふくらはぎを負傷し、開幕のロシア戦は欠場。2戦目のアイルランド戦で急きょ控えに入り、途中出場で逆転トライを挙げた。第3戦のサモア戦でもトライ。「これまではチームがつないでくれたトライ。自分自身の力で取ったトライはまだ全くないと思っている」。満を持しての今大会初先発。ジョセフHCは「彼は絶好調」と完全復活を断言していた。

 スコットランドは手応えと屈辱の両方を経験させられた“因縁”の相手。筑波大2年時の2013年に初対戦。チームは敗れたが、自身は2トライを挙げた。一方、15年の前回W杯ではチームが唯一敗れたスコットランド戦のみの出場。「ここで勝って、ベスト8に行こうということが、自分たちが今まで準備してやってきたこと」。チームとしても、個人としても雪辱の場と位置づける一戦で、縦横無尽に疾走した。

 福岡はそのままアクセルを踏み続ける。後半開始2分、相手からボールをもぎ取って、そのまま中央へトライ。この試合自身2トライ目、チーム4トライ目をマークした。ここから宿敵に追い上げられながら、振り切った日本。4連勝で乗り込む準々決勝で、南アフリカ撃破を目指す。

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