【クローズアップ】田中気負わず走る

西日本スポーツ 橋口 文子

 自然体のレースで-。田中和也(35)=大阪=は、ここまで未勝利ながら、着をまとめて得点率6.80、11位で予選を突破した。今節の流れがいいのはもちろん、今年は3V、現在勝率6.89。自己ベストをマークした2017年後期(勝率6.98)に迫る勢いだ。「好調の理由? 特にこれといって思い当たらないんですよ(笑)」。特別なことは何もせず、いつも通り、やるべきことをやってついてきた結果ということだ。

 G1での予選突破は11年の新鋭王座以来、約8年ぶり。「今節は着がまとまっているし、特に出足がいい。機の2連対率29%を思えば動いている」。久々の準優入りを後押しした1号機は、機歴以上の動き。田中自身もその手応えは十分に感じている。

 ここまで来たなら目指すはG1初Vと、欲も出そうだが「そういった気負いはないです。準優に乗れて満足ですよ」とあくまで自分のリズムは崩さない。「4号艇ならいい位置ですね。エンジンメンバーもいいし、難しいけど、展開を突ける足はある」と自信もチラリ。強豪ぞろいの大阪支部で培ってきた地力を見せて、初優出の切符を手に入れる。 (橋口文子)

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