ドラフト1位、競合か単独か 過去10年データで各球団の動向を読む

西日本スポーツ

 プロ野球ドラフト会議が17日午後5時から東京都内で開かれる。

 ドラフト1位は入札抽選方式。競合覚悟で挑むか、単独指名を狙うか。過去10年(2009~18年)の「一本釣り」回数から、各球団の傾向を見る。

【1度】ヤクルト、楽天、日本ハム

 ヤクルトは2016年寺島、楽天は16年藤平、日本ハムは12年大谷を指名した。このうち日本ハムは大谷がドラフト直前に米大リーグ挑戦を表明。NPB球団の指名を拒否する構えを見せていた中での強行指名で、同じ1度でもやや意味合いが異なる。

【2度】阪神、ロッテ

 阪神は11年伊藤隼、16年大山。ロッテは09年荻野、14年中村を指名。全員が大学・社会人野手で、当時のチーム事情がうかがえる。

【3度】DeNA、広島、中日、ソフトバンク

 平均的といえる。DeNAは09年筒香、15年今永、17年東。広島は09年今村、11年野村、15年岡田。中日は10年大野、12年福谷、14年野村。即戦力の大学・社会人投手が目立つが、ソフトバンクは09年今宮、11年武田、14年松本と高校生ばかりだ。

【5度】巨人、オリックス

 巨人は09年長野、10年沢村、12年菅野、14年岡本、15年桜井を指名。ただ長野が2度、菅野は1度、以前に他球団への入団を拒否しており、単独指名の中でも意味合いは特殊といえる。オリックスは09年古川、13年吉田一、14年山崎、15年吉田正、16年山岡。吉田正、山岡が投打の主力となった。

【6度】西武

 西武が最多。11年十亀、13年森、14年高橋光、15年多和田、16年今井、18年松本航を指名した。13年は松井裕樹に5球団、16年は田中正義と外れ1位の佐々木千隼ともに5球団が競合する中、高校生を単独指名しており、特に独自色が強い。18年は根尾昂、藤原恭大、小園海斗に指名が集中する中、12球団唯一の単独で大学生の即戦力投手を指名した。一方で09年菊池、10年大石と2年連続で6球団競合を制してもいる。

   ◇   ◇   ◇

 ドラフト会議の1位指名は入札抽選方式で行われ、2位は今季の下位球団から、3位は上位球団から指名し、以下交互に繰り返す。

 2015年からそのシーズンの交流戦で勝ち越したリーグの最下位球団から2位指名を始めていたが、今季から交流戦勝ち越しリーグの表彰をやめたことに伴い、セ、パ両リーグで1年おきとする方式に変更された。今年はセ・リーグからスタート。14年以前はオールスター戦で勝ち越したリーグに優先権が与えられていた。

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