【クローズアップ】木下念願の初タイトル

西日本スポーツ 橋口 文子

 念願の記念タイトル獲得のチャンスだ。木下翔太(28)=大阪=は、ここまでオール3連対と安定した走りで、準優も2着を確保。「準優の隊形は劣勢だったけど、操縦性がいいのでいいターンができた」とニッコリ。相棒の29号機に満足の表情を見せた。

 今年は4V、6月には多摩川のグランドチャンピオンでSG初優出((6)着)。そして当地の若松では、今回で3連続優出と活躍が目立つ。「多摩川でのSG優出は、自信も経験もついたし、そこから一気に自分のリズムが上がった」。記念戦線で活躍の場を広げる中、若手をけん引する立場で、めきめきと地力をつけているのは間違いない。

 ただ、まだそれだけで満足するわけにはいかない。「いい流れでは来ているけど、もっとパンチの効いた活躍をしたい。G1、SGのタイトルを取りたい」。記念で安定した成績を見せている今こそ、さらなる飛躍へのチャンスが訪れた。

 また、今節で優勝すれば、G1タイトルゲットだけでなく、年末のグランプリベスト18にも近づいてくる。「賞金はそこまで意識していない。目の前の1走に集中して、G1、SGで常に活躍できる選手になりたい」。これから大阪支部を代表する選手の1人として、ここで「優勝」の2文字を手に入れる。 (橋口文子)

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