峰G1 10度目V 全日本覇者 【若松】

西日本スポーツ

 若松ボートのG1開設67周年記念「全日本覇者決定戦」(優勝賞金1000万円)は17日、最終12Rで優勝戦を争い、1枠の峰竜太(34)=佐賀=がインから逃げて完勝。当地では初、今年2回目、通算10回目のG1Vを飾った。2着は中村尊(39)、3着は木下翔太(28)が入線。5枠の吉田俊彦がF。6日間の総売上額は70億2817万1500円で、目標の70億を上回った。

■ヒーロー

 まさに完勝だった。峰は2日目ドリームに準優と今節2回のイン戦ですっきり逃げられていなかったが、最後はF艇も出た早いスリット合戦を、誰も寄せ付けない圧逃劇で締めくくった。

 手にした20号機の2連対率は28%しかないが、今節前に中間整備が入り、ペラも換わっていた。前検後には「抽選で今節は終わったと思ったけど、エンジンは別物になっている。良かった~」とホッと一息。初戦の前には新ペラもきっちり叩き終えて、いきなり機力は快調。「エンジンはもう大丈夫」とスイッチを入れた。3日目にはタッチSで生き残るなどツキも味方したが、圧巻だったのが予選ラストの4日目。「予選をトップ通過するために、1着を取りに行った」と狙い通りの差し切り勝ち。もう一段階ギアを上げて、自ら流れをたぐり寄せた。

 すでにグランプリ出場は当確。視線はトライアル2ndへ向いているが、8月大村メモリアル準優Fのペナルティーで、ダービーとチャレンジカップの二つのSGを走ることができない。賞金を上積みするために「僕にはG1しかない。絶対に優勝する」と、強い気持ちを結果につなげた。これでG1通算10V。不思議と当地のビッグレースでは活躍が少なかったが、嫌なジンクスも打ち破った。「目の前のレースを、激しく格好良く走る。これからのG1も全部勝つつもりで行きます!」。グランプリ連覇に向けて、最強レーサーの勢いは増すばかりだ。 (井上泰宏)

 ◆峰竜太(みね・りゅうた)1985年3月30日生まれの34歳。佐賀県出身。04年11月、唐津デビューの95期。17年まるがめのオーシャンカップで悲願のSG初V。昨年はグランプリを制して、名実ともにボート界最強レーサーとして君臨する。趣味はサーフィン。仕事だけでなく、プライベートでも水上を疾走する。

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