ソフトバンク千賀、日本S3年連続開幕投手 史上3人目

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

 福岡ソフトバンクの千賀滉大投手(26)が、史上3人目で41年ぶりとなる3年連続での日本シリーズ開幕投手を務める。今シリーズでは予告先発が実施され、19日の初戦をエースに託すことを工藤公康監督(56)が明言。1969~72年の巨人堀内、76~78年の阪急山田に続く快挙となる。球団最長の3年連続日本一へ、レジェンドと肩を並べる大黒柱が巨人打線の前に立ちはだかる。

■「光栄なこと」

 頂上決戦を前にして、千賀は改めて常勝軍団に身を置いていることを実感した。監督会議で予告先発の実施が正式に決まると、工藤監督は「ホークスは千賀滉大投手の先発を発表したいと思います」と明言。ヤフオクドームでキャッチボールなどをして調整したエースはしみじみと語った。

 「(第1戦を任されるのは)光栄なこと。3年連続で(日本シリーズ出場)ということは、本当にすごいチームだなと思う」

 リーグV奪回こそかなわなかったが、ポストシーズンでは地力を発揮し、3年連続で日本一を争う舞台に進んだ。長い球史でも3年続けて日本シリーズの開幕投手を務めたのは、V9巨人の堀内、黄金期阪急の山田と、その時代を代表するチームのエースだけだ。

 ホークスが相まみえるのは巨人軍。2000年のON対決に敗れて以来、19年ぶりの顔合わせだ。その後、日本シリーズで戦ったセ5球団を撃破し、最後に残ったのが球界の盟主。球団が心待ちにしていたカードであることは、右腕もよく知っていた。

 「(王球団)会長も(後藤球団)社長もずっと今年は巨人と日本シリーズをしたいと言っていて、運が重なってできるので、勝てるように頑張りたい」

 今年6月21日の巨人戦(東京ドーム)では、坂本勇を4打数4三振と完璧に封じ込めるなど、6回2失点、11奪三振で白星を挙げたが「破壊力のある打線。いい準備をしたい」と油断はない。

 チームトップ13勝の右腕も、本拠ヤフオクドームでは今季レギュラーシーズン12試合で5勝4敗、防御率3・89。楽天とのCSファーストS第1戦では4本塁打を浴びて7回4失点で敗れた。「僕の中ではデメリット」と苦笑。データを覆す投球をするつもりだ。

 令和初のノーヒッターと投げ合う巨人の先発は、昨季無安打無得点を達成した山口。千賀が“ノーヒッター対決”を制し、チームを福岡移転後の“セ・リーグ完全制覇”へ加速させる。 (鎌田真一郎)

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