ソフトバンク柳田、巨人戦初弾 熱男に続いた今シリーズ1号

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ◆SMBC日本シリーズ2019第2戦 ソフトバンク6-3巨人(20日・ヤフオクドーム)

 柳田らしい逆方向への日本シリーズ初アーチだった。3点リードの8回1死、桜井の甘いカーブをライナーで左中間テラス席に突き刺した。「詰まったんで一生懸命走りました」と自身の想像を超えた一発。同シリーズ開幕前に「見事な本塁打を打ちたい」と意気込んでいた男の有言実行だった。日本シリーズでのアーチは通算2本目で、広島と対戦した昨年の第5戦でバットを折られながらも放り込んだサヨナラ本塁打以来。巨人との公式戦では初本塁打となった。

 シーズン開幕直後の4月上旬に左膝裏の肉離れを発症し、長期離脱を余儀なくされた。4カ月ぶりの実戦となった8月上旬の2軍戦に出場した際は「治るかどうか分からない不安があった」と思わず涙を浮かべた。「そんなこともありましたねー」。笑顔で懐かしんだ柳田はこう続けた。「今は野球ができるだけ幸せ。大舞台で野球をやれている。チームメートに感謝ですね」。自身不在の中、常に上位をキープし続けた仲間への思いを素直に表した。

 待望の一発が飛び出た主砲の存在感は、東京に舞台を移しても変わらない。「普通に移動して、あと二つ勝つだけ」。最後は笑顔で終えるため、暴れ続ける。 (長浜幸治)

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