ソフトバンク4選手に戦力外通告 江川引退へ「感謝しかない」

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクは21日、ヤフオクドーム内の球団事務所で、市川友也捕手(34)、江川智晃外野手(32)、岡本健投手(26)、美間優槻内野手(25)の4選手に来季の契約を結ばないことを通告した。市川と岡本は現役続行を希望。プロ15年目の江川は、今季限りで現役を引退する意向を示した。

 ホークス一筋で15年間戦った「ソフトバンク1期生」が、ユニホームを脱ぐ決意を固めた。この日スーツ姿で球団事務所を訪れた江川は「やりきったところもある。基本的に現役の考えはない。自分ができるのはここまでだったのかなと思っている」とすっきりした表情で話した。今後、家族と相談し最終的な結論を出すが、第二の人生をスタートさせる考えだ。

 江川は親会社がダイエーからソフトバンクとなった2005年に三重・宇治山田商高から将来の主軸候補として期待されてドラフト1巡目で入団した。2年目の06年5月に1軍初昇格すると、その試合で当時西武のエースだった松坂からプロ初安打を記録。その後は1軍に定着できなかったが13年には77試合に出場し、自己最多の12本塁打をマークした。

 ただ近年は出場機会が減少し、今季は春季キャンプ前に腰痛を発症。3月に手術を行ったこともあり、11試合の出場に終わり、日本シリーズの40人枠からも外れていた。「15年もいさせてもらって感謝しかない。大した成績も残せず、毎年優勝争いするチームの中で貢献できなかったが、長いことやらせてもらい感謝している」。チームが3年連続の日本一を目指す中、ナインにもファンにも愛された男が静かにユニホームを脱ぐ。

 ◆市川「チャンスがあるなら野球を続けたい。今年は1軍で出ることはできなかったが上がるための準備はいいものができていた」

 ◆岡本「今の時点ではもう少し(現役を)やれるのではと思っている。手術をして、術前よりもいい状態だと思っている」

 ◆美間「結果は結果。自分の中ではやりきった感じはある。野球には一区切りついたかなと思っている。悔いはない。(2018年の)広島(時代)の初安打、今季の初本塁打が印象に残った試合だった」

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