ソフトバンク甲斐 G倒日本一へ東京Dでもカメサカマル「防ぐ」

西日本スポーツ 山田 孝人

 福岡ソフトバンクの甲斐拓也捕手(26)が21日、敵地東京ドームでも巨人の上位打線を封じることを誓った。千賀とのバッテリーで挑んだヤフオクドームでの初戦、高橋礼との第2戦で好リードで1番亀井、2番坂本勇、3番丸を計1安打に封じて連勝に導いた。東京移動を前に休日返上で本拠地に姿を見せ、精力的に打撃練習に励んだ真面目な女房役が攻守で3年連続の日本一へ貢献する。

■休日返上で特打

 一部の野手と先発投手中心のトレーニングの中に、本来なら休日の予定だった甲斐の姿があった。巨人との日本シリーズ第3戦が開催される東京への移動を前に、自ら志願してヤフオクドームを訪れ、精力的に特打に励んだ。「やるべきことをやっておこうと思った。しっかりと準備しておきたかった。休みは(14日の)月曜日にもらっているので」と汗をぬぐった。

 2000年以来、19年ぶりとなる巨人との頂上決戦は、2連勝と最高のスタートを切った。その中で昨季のシリーズMVP男はリード面で大きな存在感を示している。1番亀井、2番坂本勇、3番丸を2試合でわずか1安打に封じ込めた。千賀と組んだ初戦は真っすぐなどで執拗(しつよう)に内角を突き、第2戦は下手投げの高橋礼の独特な軌道のボールに緩急を織り交ぜて無失点に導いた。「千賀にしても礼(高橋)にしても頑張ってしっかり投げてくれた」と謙遜したが、「(東京ドームでも)防いでいけるところは防いでいけるように」と、上位打線封じの継続を誓った。

 頼れる正捕手の姿に工藤監督も目を細める。2戦とも試合後には甲斐をたたえ、この日の練習後にも「しっかり準備をしてくれているから、この結果につながっている。本当にいい準備をしてくれている」。2試合で4打数無安打の打撃面でも貢献しようと、休日返上で調整する姿に「少しでも(調子を)上げたいと思い、自分で練習に来る。いいことだし、それだけ思いは強い」とこちらの準備にもうなずいた。悲願のG倒でのシリーズ3連覇へ、甲斐も「悔いの残らないようにしたい」と前だけを見据えた。 (山田孝人)

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