大分商23年ぶり決勝 エース川瀬3戦459球投げ抜いた

西日本スポーツ 前田 泰子

◆高校野球秋季九州大会準決勝 鹿児島城西3-6大分商(23日・佐賀県立森林公園野球場)

■大分商川瀬3連続完投

 最後の打者を142キロの直球で見逃し三振に仕留めると、大分商の川瀬は跳び上がって拳を上げた。3試合連続の完投でチームを23年ぶりの決勝へ導いた。「主将、エースとして最後まで投げようと思っていた。いい結果になって良かった」と試合後も気合の残った表情を見せた。

 初回に先頭から3連打で1失点。2回にも1点を追加された。「自分の独り相撲。点を取られた自分に腹が立った」。今までならムキになって崩れていたが、そこから立て直した。6回まで毎回走者を許しながら、5回の1失点でしのぎ7回以降は安打を許さない。「今までは相手が見えていなくて自分が投げることしか考えていなかった。今日の試合で少し成長したかな」。10安打を浴びても3失点の完投。粘りの投球に自信をつけた。

 4日間で3試合、459球を1人で投げきったエース。「準決勝までは川瀬に頼むと言ったが、決勝は無理をさせない」と渡辺監督。明豊との決勝は川瀬抜きで戦う考えだ。大分大会決勝は8-16で敗れたライバルにベンチとスタンドの全員で立ち向かい、107季ぶり2度目の頂点を目指す。 (前田泰子)

 鹿児島城西・佐々木監督「これが実力。選手は厳しい練習についてきてくれて、ここまで勝ち上がってくれた」 

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