西部ガス全国の壁 初勝利ならず JX-ENEOSに1-2 社会人野球日本選手権

西日本スポーツ 喜瀬 雅則

 ◆社会人野球日本選手権1回戦 JX-ENEOS2-1西部ガス(27日・京セラドーム大阪)

 西部ガスの“悲願”はならなかった。都市対抗11度、日本選手権で2度優勝を誇る名門JX-ENEOSに惜敗。5年ぶりに出場した日本選手権で全国大会初勝利を逃し、香田誉士史監督が「勝てる采配をしてやれなかった。悔やみます」と肩を落とした。

 北海道・駒大苫小牧高を2004、05年に夏の甲子園連覇に導いた名将は、12年の西部ガス創部時にコーチに就任。一昨年11月から監督を務めている。チームは都市対抗4度、日本選手権に2度出場したが全て初戦敗退で「何が足りないかを考えないと」と香田監督は語る。感じた“全国の壁”の高さは、プレーの中でも随所に見られた。

 1点を追う5回1死三塁の同点機で、2番・松薗史敏の当たりは三遊間へ。相手の遊撃手は追いつくのが精いっぱいだったが、三走の竹松瑞輝が本塁に突っ込めなかった。「判断が難しかった」と香田監督。8回無死一塁では4番・木下祐志にバントを命じ、得点圏に走者を送る“甲子園戦法”も繰り出しながら、あと1点が届かなかった。

 「采配は駄目でしたけど、いい試合をできたことは、今後につなげたい」。香田監督は選手を責めず“全国1勝”への再挑戦を誓った。 (喜瀬雅則)

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