西武秋山メジャー挑戦 マー君の代理人と契約へ 複数球団が興味

西日本スポーツ 松田 達也

 西武の秋山翔吾外野手(31)が29日、海外フリーエージェント(FA)権を行使して米メジャーに挑戦する意向を明かした。新天地を選択するにあたり、2013年オフに田中将大のヤンキース入りをまとめたケーシー・クロース氏と代理人契約を結ぶ意向だ。高みを目指す強い思いと大物代理人の後押しを受け、日本球界を代表するヒットマンが新たな一歩を踏み出す。

 緊張した面持ちに強い決意がにじんだ。秋山は海外FA権の行使に踏み切った理由について「若い頃から日本代表に呼んでもらい、海外の選手と戦ううちに、最高峰のレベルと呼ばれるメジャーを目指すようになった」と明かした。

 2013年に台湾代表との強化試合で初めて日本代表入り。その後も主力として活躍してきた。日の丸を背負った戦いを重ねるうちに、メジャーへの思いが膨らんだ。西武の9シーズンでの実績とともに、海外FA権を取得した今シーズンが決断の時期だった。

 現在の心境について「どういう話が来るかわからないし、必要としてくれるかどうかという不安がある」と吐露。その懸案を解消するのは、敏腕代理人のケーシー・クロース氏の存在だ。

 クロース氏はヤンキースで活躍したデレク・ジーターの代理人を務めたほか、ポスティングシステムで米メジャー移籍を目指した田中の代理人として7年総額約160億円の大型契約をまとめた実績がある。

 今季は本拠地メットライフドームにメジャー関係者が視察に訪れ、調査を進めていた。この日の会見では「こういうタイプの選手を必要としてくれるならありがたい」と明かした。走攻守に安定感のあるプレースタイルに対し、現地では中堅手の獲得を狙う複数のメジャー球団が興味を示しているとされる。

 今後はメジャー移籍を最優先にして交渉を進める方針だ。一方、西武とは残留交渉も行い、国内の複数球団も調査を進めている。11月3日の交渉解禁以降、国内外の各球団の動きが活発化することは避けられない。

 28日に球団に意向を伝え、侍ジャパンの活動中ながら会見を行う異例のFA宣言となった。まずは11月に開催される国際大会「プレミア12」に出場する日本代表の活動に集中。「このメンバーで世界一を取るために全力を尽くしたい」。世界へ羽ばたく第一歩が、日本代表での活躍となる。 (松田達也)

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