西武十亀3年2億でFA残留 決断の裏にあった恩人の存在

西日本スポーツ 小畑 大悟

 西武の十亀剣投手(31)が30日、今季初取得した国内FA(フリーエージェント)権を行使した上で残留することを表明した。埼玉県所沢市の球団事務所で記者会見して「FA権を行使して残留する運びになりました」と話した。来季から3年総額約2億円の複数年契約を結ぶとみられる。

 渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)が監督だった2012年にドラフト1位で入団。今季は7月に区切りの通算50勝に到達し、FA権を行使しての移籍も視野に入れていた右腕は、残留を決断した理由には渡辺GMへの「仁義」を挙げた。

 「GMと何度か話して、少しずつ解決に向かった。ドラフトで入ったのもGMが監督をしていたとき。取ってもらった恩義もあるし、いい契約をもらった。仁義を通すことが一番いいと思った」

 プロでの恩人の言葉に応えた“生涯獅子”の心意気。FA流出が相次ぐ西武にあって、16年の栗山、去年の中村に続く十亀の宣言残留は大きい。「ありがたい契約。一番は成績を残すこと。宣言しての残留は恩返し。プレーだけでなく見本になれるようにしたい」と若い投手陣のお手本となる覚悟を固めた。 (小畑大悟)

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