J3北九州「脳もハードワーク」 「スポーツ哲学研究所」設立

西日本スポーツ 米村 勇飛

 J3ギラヴァンツ北九州は30日、大学や研究機関などと連携して、スポーツやサッカーなどの根源的な意味を考える「スポーツ哲学研究所」を設立したと発表した。クラブによると、プロスポーツチームが同様の研究所を設置するのは極めて珍しいという。スポーツ分野のパワハラ問題なども扱う予定で、解決に向けた提言をしたり、スポーツ哲学などの懸賞論文を募ったりする計画だ。

 研究所のキャッチコピーは「脳もハードワーク」。スポーツ界と学術界を結ぶ議論の場を目指しており、前例のない取り組みを進めることで、クラブの認知度アップも目指す。

 大学や研究機関の研究者、スポンサー、メディア関係者、市民らが定期的に集まり、「スポーツとは何か」「サッカーとは何か」などを広く議論する場を提供する。スポーツ哲学などの研究者で組織する「日本体育・スポーツ哲学会」とも連携し、年に1回、懸賞論文を募集するという。

 講演会も年3回実施予定で、11月27日にはホームのミクニワールドスタジアム北九州で、哲学者の野矢茂樹氏を招き設立記念講演会を行う。玉井行人社長は会見で「さまざまな分野の人がスポーツについて関心を持てるよう、学術界とスポーツ界を結び付ける『触媒』のような存在にしたい」と話した。 (米村勇飛)

PR

ギラヴァンツ北九州 アクセスランキング

PR

注目のテーマ