秋山メジャー挑戦へ 西武OB秋山幸二氏が授けたかつての金言

西日本スポーツ

 西武の秋山翔吾外野手(31)が海外フリーエージェント(FA)権を行使して米メジャーに挑戦する意向を明かした。11月の国際大会「プレミア12」に出場する侍ジャパンのメンバーに選ばれている秋山は、代表活動中の立場も考慮しながら合宿中の10月29日に会見。日本球界を代表するヒットマンが新たな一歩を踏み出す。

 自ら切り出した言葉だった。「メジャーみたいだったかな」。2018年9月4日の日本ハム戦(旭川)の8回。レアードの中堅への大飛球を秋山が目いっぱい体を伸ばしてつかんだ。捕球できなければホームランという美技の感想だった。

 実績を重ねるごとに膨らんだメジャーへの思いは、18年ごろには日常的な言葉の端々からあふれていた。一本気な性格で、気持ちを隠すことはできなかったのだろうと推察する。

 昨オフ、リーグ優勝企画で秋山幸二氏(本紙評論家)と対談した。秋山はこれまでのプレースタイルについて「チームが勝てばいい。そう思って野球をやっていた」と説明。それに対して秋山氏は「おまえは責任感が強すぎるよ。チームの結果は監督、コーチが考える。自分の結果を求めて一生懸命にやればいい」と返した。

 チームのため、という意識が誰よりも強い。その姿勢は西武のリーグ連覇にも直結した。たとえ環境を変えても考え方は不変だろうが、時に「わがまま」なくらいに自分の成績を追い求めれば、31歳でのメジャー挑戦に懐疑的な声を吹き飛ばすことも可能だ。 (松田達也)

PR

埼玉西武ライオンズ アクセスランキング

PR

注目のテーマ