J1鳥栖再び窮地 自動残留ラインぎりぎり、17位松本と勝ち点2差

西日本スポーツ 末継 智章

 ◆明治安田生命J1第30節 鳥栖1-2横浜FM(2日・駅前不動産スタジアム)

 サガン鳥栖が再び窮地に立たされた。横浜Mに1-2で敗れリーグ戦で4試合ぶりの黒星。勝ち点32のままで自動残留ラインぎりぎりの暫定15位は変わらないが、この日引き分けた17位松本に勝ち点2差と迫られた。10日の直接対決は正念場の一戦で、最終節までもつれた昨年同様に胃が痛くなる残留争いが続く。大分トリニータは0-2でFC東京に敗れたが、他会場の結果によりJ1残留が確定した。

 またも鳥栖がホームで先制点を許した。前半17、22分と立て続けに一瞬の隙を突かれて2失点。後半に1点返したものの、ホームでのリーグ戦で5試合続けて先に失点する状況に福田主将は「前半から粘り強く戦わないと」と唇をかんだ。

 鳥栖は10月28日からU-18(18歳以下)日本代表に参加するはずだった松岡を今節までチームにとどまらせ、ボランチで先発起用した。横浜Mのパスサッカーを封じるためで「ボール奪取能力と機動力が相手に対して合っていると判断した」と金明輝監督は説明する。しかし前半17分の失点は、相手のFKからの速い再スタートに、松岡らの反応が遅れてマークに付けず縦パスを通されて喫した。松岡は「自分が準備していれば防げた」と悔しさをかみしめた。

 集中力や冷静さを欠くのはチーム全体の課題だ。10月23日の天皇杯準々決勝で金崎が警告2枚を受けて退場し、この日は出場停止。今回は攻撃の要を担うクエンカが累積4枚目の警告を受け、次節松本戦は出られない。「代わりに出る選手が気合を出すはず。絶対に勝たなければいけない」と福田。残留を争う大一番では同じ過ちを犯せない。 (末継智章)

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