高校バスケ最激戦の福岡 3枚目の全国切符は祐誠が初

西日本スポーツ 前田 泰子

 ◆バスケットボール全国高校選手権(ウインターカップ)福岡県予選男子3位決定戦 祐誠89―79中村三陽(2日・アクシオン福岡)
 祐誠が初のウインターカップ出場を決め、創立58年目の学校に新たな歴史を刻んだ。3位決定戦を制してウインターカップ出場の最後の1枠を確保。「全国大会出場の実感がない感じ」と永冨真佑主将(3年)は笑みを浮かべた。

 第4クオーターで猛烈に追い上げられた。23点差から7点差に詰められたとき三笠富洋監督はタイムアウトを取り「みんなを信じて基本を確実にやろう」と言い聞かせた。チームは立ち直り福嶋章悟(2年)の連続シュートで突き放し、勝利を決めた。「勝つのはこんなに苦しいんだなと思った」と三笠監督は苦しい胸の内を明かした。

 福岡第一と福岡大大濠の厚い壁を破れず総体を含め全国舞台とは無縁だった。今年から各地区大会で優勝した県に1枠が追加されることになり、福岡第一が九州大会と全国総体で優勝したため、福岡の出場枠が3に増加。当初は「第一と大濠を倒して全国に行きたい」とこだわっていた三笠監督だが「応援してくれる人のために全国を狙おう」と3枠目に照準を合わせて夢を実現させた。

 「先輩ができなかったことを成し遂げられた」と永冨主将は胸を張った。悲願の全国舞台。「一試合一試合楽しくやりたい」と永冨主将は夢舞台を楽しみにしている。

 男子決勝は福岡第一がライバルの福岡大大濠の追い上げを振り切って69-60で2年連続優勝を決めた。女子は精華女子が東海大福岡を83-62で破り3連覇を飾った。男子は福岡第一、福岡大大濠、祐誠の3校、女子は精華女子と東海大福岡がウインターカップ(12月23日~29日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザほか)に出場する。(前田泰子)

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