侍高橋礼 2戦目先発、ドキドキ24歳初登板 台湾空港で「ハッピーバースデー」

西日本スポーツ

 【新竹(台湾)鎌田真一郎】侍ジャパンの高橋礼投手(24)が2日、国際大会「プレミア12」で大役を託されることが決まった。1次ラウンドB組の第2戦となる6日のプエルトリコ戦(台湾・桃園)で先発。当初は岸の先発が有力だったが、発熱した影響で登板を回避し、代役を務めることになった。この日が誕生日だったサブマリンが「24歳の初登板」で世界に衝撃を与える。

■誕生日祝う声に笑顔

 「24歳の初登板」で世界を驚かせる。台湾・桃園国際空港に侍ジャパンが姿を見せると、ファンの歓声が起きた。2日が24歳の誕生日だった高橋礼は「ハッピーバースデー」の声で迎えられた。異国での祝福に少し頬を緩めたが、すぐに厳しい表情に戻った。

 沖縄・那覇で10月31日に臨んだカナダとの強化試合では3番手で2回無失点と好投。敵将のウィット監督を「球が浮いてくる」と驚かせた。先発の柱の一人である岸が発熱で調整が遅れたこともあり、6日のプエルトリコ戦の先発に抜てきされることになった。

■発熱岸の代役抜てき

 先発、中継ぎの両面での活躍が期待されてきた高橋礼は「どんな起用であっても、緊張しないはずがない。緊張したとしても、しっかり投げないといけない」と話す。大きな重圧がかかるマウンドになるのは間違いないが、侍唯一のサブマリンの準備は万全だ。

 「ワールド・ベースボール・クラシック」は2006年の第1回大会から連覇した日本だが、「プレミア12」は15年の第1回大会で3位。1次ラウンドB組で戦うベネズエラ、プエルトリコ、台湾は日本より世界ランキングが低いものの、高橋礼は「簡単な試合は一つもないと思う」と引き締めた。

 12勝を挙げた今季は厳しさも味わった。9月11日の西武戦は6回3失点の力投を見せながら敗れ、首位の座を明け渡した。「あの試合が一番緊張した」。その経験を踏まえて、ポストシーズンでは好投。飛躍を遂げた1年の成果を、24歳の初マウンドで発揮する。

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GG賞甲斐らに祝福も

 国際大会「プレミア12」に参加するために台湾入りした日本代表が熱烈歓迎を受けた。桃園国際空港には約150人のファンが待ち構え、選手が到着ロビーに姿を見せると、大きな歓声が上がり、カメラやサイン色紙を持ったファンが押し寄せた。ソフトバンクのユニホームを着て球団歌「いざゆけ若鷹軍団」を歌う女性ファンも。さらには「松田さん、甲斐さん、ゴールデングラブ賞おめでとう」と声援を送る日本球界の情報に詳しいファンもいた。

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