4年半ぶり九州ツアー完走 涙で開幕、笑顔でゴール〈後編〉 HKT48月イチ活動報告

西日本スポーツ 古川 泰裕

 福岡市の福岡サンパレスで終幕した九州7県ツアーを中心に、10月の活動を振り返るHKT48の「月イチ活動報告」。前回の九州ツアー(2014年1~3月)ではファンとして客席からステージを見ていたという4期生の宮崎想乃(19)は、「選抜」メンバーとしての地元凱旋(がいせん)をしみじみと振り返る。一方、2期生の渕上舞(23)は、自身2度目となった“九州の旅”で込み上げた思いを告白。5期生の工藤陽香(13)も耳を傾ける中で4年半前のエピソードを披露し、抜群の記憶力で1期生の本村碧唯(22)を驚かせた。

 ■みんな一緒に前を向いて

 -宮崎さんは10月22日の佐賀公演で地元に凱旋(がいせん)した。4年半前の九州ツアーは客席で見ていた

 本村「そっか、見てたんだよね」

 宮崎「見てましたよ。いつの間にか佐賀出身が3人になってて、(自分が)一番先輩になってた。最近、(佐賀出身の)3人で活動することが増え始めて。他の二人が『緊張しい』なので、想乃まで緊張しちゃうと二人にうつっちゃう。二人といると、自分が成長できる気がする」

 -“ステージから見る地元”はどうだった?

 宮崎「普段帰るときと、コンサートで帰るときは全然違う感覚がありました。ファンの方も(全会場を回れる)選抜として帰ってくることをすごく喜んでくださって、親も見に来てくれた。なつさん(松岡菜摘)にMCで当ててもらえて『百倍大きくなって帰ってきます』って言っちゃって。次に向けていいプレッシャーがかかったので、これからもっと頑張りたいです」

 -渕上さんは2度目の九州ツアーだった

 渕上「前回の九州ツアーが始まったときは、研究生だったんです。初日の大分で昇格発表だったので、本当についていくのに必死で。今回は周りがほとんど後輩で、ぱっと見たら当時の選抜メンバーはあおいちゃん(本村)とかなっちゃん(松岡菜摘)、しげさん(村重杏奈)、めるちゃん(田島芽瑠)、けがでいない会場もあったけどまどちゃん(森保まどか)、みおちゃん(朝長美桜)。あの時と全然違うなと。あと、今回の九州ツアーは、いろいろと客観的に見られるようになったかな。初日は後輩たちが自信なさそうだったり、その前日にみんなで円になって話したときは、不安で泣いてる子もいて。でも公演を重ねていくにつれて頼もしい顔になってきてるなって分かったし、自分も頑張らなきゃって刺激も受けた。自分が先輩になったんだなっていうのを実感したツアーでしたね」

 -前回を思い出しながらのツアーに?

 渕上「48グループのメドレーは日本武道館でのライブ(13年)でもやったんですけど、HKTはいろんなグループの曲をメドレーでやるっていうイメージがついたのは、前回の九州ツアーだったんじゃないかなと思う。『また48グループメドレーか』って思うファンもいたと思うけど、私はそれをやることに意味があるんじゃないかと思った。自分たちの楽曲も深めて行きたいけど、HKTの楽曲にない表現をやらせてもらえるので、自分たちの成長につながると思います。気付いたらHKTの曲でメドレーができるようになってるっていうのも、歴史を感じますね。昔では考えられなかったことなので、恵まれてるなって」

 -前回の九州ツアーは、武道館ライブのちょっと後に開催を発表した

 渕上「(HKT48劇場公演開始の)2周年で発表でした」

 本村「なんでそんな覚えてんの…」

 渕上「なぜか、なこみく(矢吹奈子、田中美久)が号泣してました(笑)」

 本村「どこまで覚えてんの…」

 渕上「なこみくがHKTに入ったばかりで初めての周年の公演で、それまでサプライズとかなかったから。二人がまだ小さくて、多分何も分かってないけど、びっくりして泣いてた」

 -そのころに新曲も初披露していた

 渕上「『桜、みんなで食べた』初披露しましたね」

 -マント付きの衣装だったが…

 本村「あれはもう、絶対着ない(笑)」

 -会場どこだったっけ

 渕上「長崎です」

 本村「記憶力お化けじゃない?」

 渕上「あと、HKTとして初めてミュージックステーションに出ることも決まって」

 本村「それは覚えてる」

 宮崎「(渕上の記憶力に)すごい…」

 渕上「あのころは、なこみくと(舞台裏で)鬼ごっこしてました。佐賀とかは会場の楽屋にメンバーが入りきれなくて、研究生は車両待機だった」

 -佐賀のステージ裏は狭かったね

 本村「懐かしい」

 -今回の九州ツアーは、指原莉乃さん卒業後初のツアーだった

 本村「まだまだな部分も、やらなきゃいけないこともたくさんあるけど…。さしこちゃんが卒業した後にこうしてツアーをさせていただいて、きっとスタッフさんも無理やりだったと思うんですけど(笑)。私たちとしては、ひとつの区切りというか…いろいろ自分たちのことを見つめ直す機会にもなりましたし、さっしー(指原)がどれだけ大きかったか、いろんな事をやってくれていたかを実感することもできましたし。自分たちが今何をしなきゃいけないか、一人一人が考えられるように成長したツアーだったとは思うので。やらなきゃいけないことはいっぱいあるけど、みんなが同じ方向を、前を向くことができる機会だった」
 

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