J2福岡、残留お預け 大宮に完敗 10日の甲府戦で決める

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 ◆明治安田生命J2第36節 (6日・NACK5)

 J2アビスパ福岡はアウェーで大宮に0-3で敗れた。昇格争いを繰り広げる大宮を相手に前半は0-0でしのいだが、後半に立て続けに失点した。勝てばJ3降格を免れることが決まる試合で完敗。中3日で臨むアウェー甲府戦で勝ち、J2残留を決める。

 J1への自動昇格、J2優勝を目指す大宮との差をまざまざと見せつけられた。福岡の久藤監督も完敗を認めるしかない。「残留を決めたかったけど、かなわなかったのは残念。上位との差は少しあった」。J2残留も次戦へ持ち越しだ。

 耐えしのいで少ない好機をつかむ。そんなゲームプランが崩れたのが、後半15分。鋭いドリブルで再三突破を許していた20歳の奥抜にゴール前でマークを引きつけられ、最後はファンマにGKとゴールポストのわずかな間にねじ込まれた。

 シュートに対して懸命に足を伸ばした鈴木主将は「一瞬の隙を突かれた。防ぎようがあったので悔やまれる」と唇をかむ。先制点でリズムを失うと、4分後にはCKからの波状攻撃でシノヅカに豪快なミドル弾を浴び、試合終了間際にも失点。ストライカーの質にも差があった。

 本来は先月12日に予定されていた試合。台風19号の影響で延期となった。ホームで勝利した2日の東京V戦から中3日でこの試合が組まれ、10日にはアウェーで甲府戦が控える。過密日程の中、前節から先発メンバーを4人入れ替えて臨んだ一戦。J2屈指の戦力に挑むには分が悪すぎた。

 残り3試合で、J3降格圏の21位栃木との勝ち点差は8。次の甲府戦で勝てば自力での残留が決まり、引き分け以下でも、栃木が引き分け以下なら残留が決定する。「すぐに試合はあるので、切り替えて次で勝てるように頑張りたい」と久藤監督。立ち止まっている暇はない。 (伊藤瀬里加)

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