ソフトバンク上林、侍J鈴木誠也に3日連続のLINE

西日本スポーツ 長浜 幸治

 筑後からの逆襲!! 福岡ソフトバンクの上林誠知外野手(24)が8日、来季のレギュラー再奪取を誓った。6年目の今季は4月に受けた死球で右手薬指を剥離骨折。ここ3年で最少の99試合の出場にとどまり、打率1割9分4厘と低迷。同じ「内川門下生」で、国際大会「プレミア12」の日本代表の4番として大活躍している広島・鈴木に刺激を受け、右手痛のためリハビリ組で調整中の筑後のファーム施設で来季への決意を口にした。

 秋晴れの筑後第二球場でダッシュを繰り返した上林が決意を口にした。「来年は結果を残すだけ」。10月の「みやざきフェニックス・リーグ」に23日まで出場した後、右手痛でリハビリ組に合流。現在は打撃やキャッチボールを封印し、回復を最優先させている。

 「だいぶ良くなってきた。(死球が)当たって半年がすぎたし、そろそろかな」。今季は4月に右手甲に死球を受け、5月に右手薬指の剥離骨折が判明。出場試合数、打率、本塁打、打点はレギュラー格となった2017年以降では自己最低の数字に終わった。

 苦悩に満ちた6年目のシーズンを「自分はリストで打つタイプ。(骨折の影響で)一番の武器を奪われた状態で勝負にならなかった」と振り返る。勝負の年となる来季の目標はレギュラー再奪取。燃える上林をさらに刺激するのが1歳年上の“兄弟子”の存在だ。

 師と仰ぐ内川の自主トレにともに参加した広島の鈴木は国際大会「プレミア12」で2戦連続の本塁打を放つなど3試合で計9打点と活躍中。「相変わらず(鈴木)誠也さんが打ちまくってますね。『打ちすぎや』って(LINEで)メッセージを3日連続で送りました」と笑う。

 鈴木の活躍を喜んでばかりはいられない。「自分も(プレミア12に)出るつもりでやっていたので」と現在の立ち位置の違いに悔しさをにじませた。今オフの自主トレについては「右手の状態もあるので、まだ何も決まっていません」と話すにとどめた。

 ただ、やるべきことは分かっている。右手に負担がかかりがちな現在の打撃フォームの改造だ。「一からつくり上げるつもり。引き出しはたくさんある」。来年2月1日の春季キャンプへ向けて「あと3カ月でどれだけ変われるのか楽しみ」。逆襲を誓う24歳が不敵に笑った。 (長浜幸治)

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