おりひめジャパンもワンチーム ハンドボール女子代表、30日から世界選手権

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 おりひめジャパンも「ワンチーム」! 30日から熊本県で開催されるハンドボール女子世界選手権の日本代表21人が12日、発表された。都内で記者会見を行ったウルリック・キルケリー監督は母国開催のワールドカップ(W杯)で初の8強入りを果たしたラグビー日本代表のスローガンと同じ言葉で一体感を強調。原希美主将(三重バイオレットアイリス)は、ラグビー代表に続く快進撃を誓った。

 ラグビー日本代表が列島を沸かせてから約3週間。ハンドボール女子日本代表を率いるキルケリー監督は流行語大賞にもノミネートされたあの言葉で、チームの仕上がり具合に自信を見せた。

 「このチームは強い絆が土台になっている。『ワンチーム』として準備ができている」

 ハンドボールもラグビーも同じ団体球技。原主将はラグビーW杯をテレビ観戦し、モチベーションを高めたという。「選手がどんな気持ちでやってきたかがすごく伝わって、涙したシーンもあった。私たちも世界選手権の場で、そういうことを伝えるプレーをしたい」。ハンドボール代表のスローガンは「ブレイブハート(勇敢な心)」。偶然にも、ラグビー日本代表の通称「ブレイブブロッサムズ(勇敢な桜)」と共通している。「日本人のよさはルーズボールに飛び込むところ。ブレイブハートがないと、飛び込めない。1試合通して(ボールに)飛び込めるブレイブハートはできている」と、ラグビーばりに体を張ったプレーを披露するつもりだ。

 参加チーム数が24カ国となった1997年以降で、日本の最高成績は2011、13年の14位。17年に行われた前回の世界選手権は、1次リーグでロンドン五輪銀のモンテネグロを破って16強入りを果たした。その後はヨーロッパへの遠征を重ねてレベルアップを図ってきた。今大会は開催国枠で44年ぶりの出場を決めている来年の東京五輪へ、貴重な力試しの場だ。「たくさん海外に行って、大きい選手や各国代表との試合経験を積んだ。経験値が上がっている。冷静にプレーできるのでは」と原主将。今度は、おりひめたちが熊本から日本に旋風を巻き起こす。(伊藤瀬里加)

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