ラグビー日本代表トゥポウ「記憶ない」W杯裏話披露

西日本スポーツ 前田 泰子

 ラグビートップチャレンジリーグのコカ・コーラの開幕前激励会が12日、福岡市内のホテルで行われ、選手やスタッフがそろって出席した中、ワールドカップ(W杯)日本大会で活躍したウィリアム・トゥポウ(29)が凱旋(がいせん)報告を行った。

 ステージに立ったトゥポウは、スコットランド戦で脳振とうのために後半の記憶がなくなっていたことなどW杯の裏話を披露。「日本のファンの応援は最高だった。目標のベスト8に入れたのはうれしかった」と感謝の言葉を述べた。

 W杯の名シーンとしてスコットランド戦の稲垣啓太(パナソニック)のトライがクローズアップされるが、ラストパスを出したのがトゥポウ。ステージでの報告後の会見で「勢いに乗っていけば、トライを取れると思っていた。パスを出そうとしたら稲垣がいた。本当は自分がトライできたら最高だったけど、“ONE TEAM(ワンチーム)”なので誰がトライを取ってもうれしい」と振り返った。

 15日にトップチャレンジリーグが開幕。トップリーグ復帰を目指すコカ・コーラは16日に岩手県釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムで釜石との開幕戦を迎える。トゥポウは「W杯の時よりフィットネスは落ちているが、すぐに状態は上げられる。コカ・コーラがどういうラグビーをするか楽しみ」と意欲を見せた。「トップリーグでプレーしたのも、W杯に出られたのも、コカ・コーラのおかげなので恩返ししたい。今度はコカ・コーラでONE TEAMで戦って、トップリーグに戻る時のメンバーに自分もいたい」と昇格へ力になることを誓った。 (前田泰子)

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