J1鳥栖の原、U22「ポリバレント」で生き残りへ 1年半ぶりボランチ

西日本スポーツ 末継 智章

 サッカー男子の東京五輪世代、U-22(22歳以下)日本代表の原輝綺(21)が14日、広島市内で行われたJ1広島との練習試合(35分ハーフ)にボランチで先発出場した。J1鳥栖ではサイドバックが本職でボランチは約1年半ぶりというが、マークを引きつけて周りを生かすなどサポート役を徹底。「あまり感覚を忘れていなかった」と順応性を示し、17日のU-22コロンビア戦(エディオンスタジアム広島)に向けてアピールした。

 監督代行の横内昭展コーチにボランチでの起用を告げられたのは、試合当日の14日。市船橋高(千葉)やJ2新潟でやっていたとはいえ、今季は鳥栖で経験していない。ぶっつけ本番だったが「無理にボールを持たず、周りをフリーにする立ち位置を意識した」と黒子役に徹しつつ、隙を見て前線へ縦パスを供給するなど積極性も示した。

 前半28分に岩田智輝(22)=J1大分=が足を痛めて退くと、後半21分に退くまでセンターバックを務めた。五輪代表は18人しか選ばれないため、複数のポジションができる「ポリバレント」は重宝される。現在、フル代表の活動を優先している森保一監督がU-22コロンビア戦は直接指揮する予定で、17日はアピールの格好の場となる。今回は海外組やフル代表の常連もメンバーに入り、代表争いが本格化。原は「僕はボーダーラインのちょっと下。悔いの残らないようにできることをやる」と指揮官の前で万能性を示す意気込みだ。 (末継智章)

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