侍「切り札」高橋礼がブルペン待機 建山コーチ、総動員を明言

西日本スポーツ

 侍ジャパンの高橋礼投手(24)=福岡ソフトバンク=が、17日に行われるプレミア12の最終戦(東京ドーム)でブルペン待機することが決まった。日本は同日の決勝か3位決定戦に進出することが決定しており、いずれの場合も先発は山口が務める。今季、チームでも侍ジャパンでも、先発でフル回転してきたサブマリンが、10年ぶりの世界一を決める可能性のある大一番で「切り札」になる。

■先発は山口

 13日のメキシコ戦で勝利し決勝進出へ「王手」をかけた侍ジャパン。一夜明け、試合がなかったこの日は東京ドームに岸だけが姿を見せた。日本はすでに17日の決勝か3位決定戦に進むことが決定。2009年の第2回ワールド・ベースボール・クラシック以来の世界一を懸けた戦いになり得る大一番には山口が先発するが、そのバックアップとして待機するのが高橋礼だ。建山投手コーチは「あと2試合は総動員でつないでいく。(高橋礼は)最後の試合で、十分、登板がありえる」と明言した。

 大会前に先発、救援の「マルチな働き」を期待されていたサブマリンは1次ラウンドから先発に抜てきされ、6日のプエルトリコ戦は6回1安打無失点の好投で全国にその名を知らしめた。だが、12日の米国戦は4回2失点で今大会チーム唯一の黒星を喫した。そこから中4日。大一番で最後の力を絞り出す覚悟がある。

 「メキシコに勝って、世界一にまた一歩近づいたと思う。投げる機会があれば今年最後になるし、せっかくならいいイメージで来年にもつながる投球をしないといけない」

 本格的に先発転向した今季は、初の規定投球回に達し12勝。新人王最有力候補に名前が挙がる。7回1安打無失点だった日本シリーズ第2戦に続き、国際大会でも快投を見せ、侍ジャパンでも必要不可欠な戦力になった。「短期決戦は、どんどん自分の得意なボールを投げ込むという考えでいかないといけない」。手が届きそうな世界一へ、悔いを残すわけにいかない。アンダースローが、有終の美を飾るために全力を注ぐ。 (鎌田真一郎)

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