侍ジャパン松田宣がまさかの指名、世界一後の「宴会部長」はベンチ外

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆野球「プレミア12」二次ラウンド 日本10-8韓国(16日・東京ドーム)

 打倒韓国-。その思いをたぎらせて最終決戦に挑む。松田宣は積年のライバルとの連戦となる決勝で4年前の悔しさを晴らすことしか考えていない。「あと一つ勝って頂点に立って終わりたい」。侍最年長の36歳は悲願の世界一への決意を示した。

 2015年の前回大会準決勝で韓国に敗れた。自身も6番三塁でスタメン出場。坂本勇、山田哲らとともに、3点リードの9回に4点を失う痛恨の逆転負けを味わった一人だ。「最後の打球は自分の方を抜けていって、逆転された」。当時の悔しさは、4年が過ぎても鮮明に覚えている。

 自身にとって4度目の国際大会。過去3度は全て準決勝で敗れていたが、試合のなかった15日に初の決勝進出が決まった。「自分たちはベスト4より上に進んでいない。決勝にも行けなかった。その上の景色を見たい」。新たな歴史を刻んでも満足しない。目指すのは優勝、世界一だけだ。

 大会前に右足薬指を骨折して戦列を離れた秋山(西武)が、11日のオーストラリア戦からチームの激励に訪れた。「アキ、優勝したらおまえが盛り上げろ!」。一緒に侍ジャパンを引っ張るはずだった後輩の思いを受け止め、世界一を達成した後に行うシャンパンファイトの“宴会部長”に指名した。

 16日の韓国戦は7番三塁でフル出場。2点を勝ち越した直後の3回無死満塁で押し出し四球を選び、今大会初打点を記録した。ホットコーナーでチームを鼓舞したベテランが、ラストマッチに全力を注ぐ。 (松田達也)

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