浦田西スポ杯完全V 【飯塚】

西日本スポーツ 三島 隆助

 飯塚オートの西日本スポーツ杯「トップライディングバトル」は最終日の17日、12Rで優勝戦を争い、一番試走3・27を出して人気を集めた浦田信輔(46)=飯塚=が、最終回に鈴木宏和(32)=浜松=をかわして完全V。今年4度目、通算では114度目のVを挙げた。2着は鈴木、3着には鐘ケ江将平(31)=飯塚=が入った。

■ヒーロー

 SG8Vを誇る飯塚きっての追い巧者浦田が、訪れた貴重なチャンスを逃すはずはなかった。レースは爆裂Sから序盤で先頭に立った鈴木に、鐘ケ江が続く展開。7番手から追った浦田も中盤で3番手へ浮上したが、鐘ケ江が鈴木に仕掛けられずに展開的には最悪。「このままかな」。一瞬そんな結末も頭によぎった。しかし終盤に「道が開けた」。5周回3~4角。足周りに不安があった鈴木が「張った」。それにつられて鐘ケ江がコースを外したところを、うまく差し込んで、まず一車攻略。そして最終3角で鈴木の内懐に飛び込み、真っ先にゴールを駆け抜けた。

 今年は6月に初Vを挙げたが、実はそれが約2年ぶりのV。長く表彰台に立てない日が続いた。それでも「巡り合わせでそんな時もある。焦っても仕方がない」。どんなに苦しい状況でも手を動かすことだけは怠らなかった。その努力は、きちんと実を結んだ。エンジンは見事に息を吹き返し、8月伊勢崎オートグランプリ、11月飯塚日本選手権で優出し、年末のスーパースター王座決定戦トライアルの出場権まで手にした。

 次節からは、12月の川口G1開設記念グランプリ→山陽G1スピード王決定戦→川口スーパスターとグレード戦ばかり。「エンジンは安定して高いレベルにある。地元勢が活躍しないと飯塚も盛り上がらないと思うし、自分らが活躍しないと後輩も伸びてこない。いいレースをして盛り上げたい」。次節まで2週間余り。いったんリフレッシュして、そこで蓄えたエネルギーを、年末まで続く記念ロードで爆発させる。 (三島隆助)

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