U22日本完敗…森保監督は選手に問い掛けた「目標は私だけのものか」

西日本スポーツ 末継 智章

 ◆サッカー国際親善試合(U‐22代表)コロンビア2‐0日本(17日・エディオンスタジアム広島)

 男子の東京五輪世代にあたるU‐22(22歳以下)日本代表が負けた。

 東京五輪での金メダルを目標に掲げる森保監督としては物足りない。強豪コロンビアが相手とはいえ、五輪世代の国内初戦で約2万6千人の観衆を前に完敗。「硬くなって(相手に)主導権を渡してしまった。もっとメンタルを強くして積極的に試合しないと」と不満をにじませた。

 フル代表でも活躍する久保建と堂安をスタメンで同時起用。同世代と組ませるのは初めてで攻撃の活性化を狙ったが、2人は周りと息が合わずに孤立した。1対1の局面でも圧倒される選手が続出。2失点ともドリブルで切れ込む相手を止められず、守備の網を破られた。久保建は「現実を見つめ直さないといけない」と肩を落とした。

 試合後、森保監督は選手に「(金メダルの)目標は私だけのものか」と問い掛けたという。フル代表との監督を兼務し、6月の南米選手権に五輪世代を多く送り込むなど高いレベルの試合を経験させた。成果が出ないようではメダル自体も夢物語に終わる。

 原則23歳以下で臨む五輪代表には、オーバーエージ枠で3人だけ24歳以上の選手を呼べる。森保監督は「選手たちは同年代だけでなく、オーバーエージも含めての競争だと意識してほしい」とフル代表入りを目指すように訴えた。センターバックで先発した岩田は「守備での一瞬の判断や、得点につながる攻撃参加をもっとしないと」とレベルアップの必要性を痛感。五輪に向けた教訓を早い段階で得たのが、苦い敗戦の収穫だ。 (末継智章)

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