ハマスタで“上野塾”開講 ソフトボール女子日本代表合宿公開

西日本スポーツ 伊藤 瀬里加

 五輪スタジアムで“上野塾”開講-。ソフトボール女子日本代表は19日、東京五輪の会場となる横浜スタジアムでの合宿を公開した。エースの上野由岐子(ビックカメラ高崎)=福岡市出身=は、17日の日本リーグ決勝トーナメントで2試合計271球を投げ抜いた疲労もあって軽めの調整。後輩投手たちに、いいボールを投げるためのランニングフォームなどを伝授した。

 2試合計271球を投げ抜いた日本リーグの激闘から2日後。快晴のハマスタに、若手を熱血指導する上野の姿があった。投手陣のランニングメニュー。24歳の浜村ゆかり(ビックカメラ高崎)、20歳の勝股美咲(同)、18歳の後藤希友(トヨタ自動車)の3人に、短距離ダッシュのメニューやフォームを教えた。

 「いい走りをするためではなく、いいボールを投げるために走っている。どうピッチングにつなげるかを考えて走りなさい、と伝えました」

 高卒1年目のサウスポー後藤には、膝の関節ではなく、太ももを使って走るように助言。後藤は「正しいフォームが大事と言われました。勉強になりました」と感謝する。リーグ戦終了直後で、上野自身は「かなり疲労がたまっている」という状態。この合宿はリフレッシュの期間に充てているが、“ポスト上野”の育成には余念がない。

 合宿では、東京五輪を見据えてナイター練習も敢行。野手陣は世界選手権で準優勝だった日本代表の右腕、小山玲央(日体大)=長崎県出身=ら男子のトップ選手に打撃投手となってもらうなど、各自がレベルアップに励んでいる。今後は年末まで高知や沖縄などで合宿を続ける。上野は11月いっぱいで代表を一度離れ、自身で来年に向けた準備をする。「すごく考えさせられるオフ。心技体をそろえられるようにコーディネートしたい」。来夏、ハマスタで歓喜を迎えるため、後悔のない時間を過ごす。 (伊藤瀬里加)

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