ソフトバンク新選手会長は中村晃 柳田の指名に「自分がやらなきゃ」

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク秋季キャンプ最終日(21日・宮崎市生目の杜運動公園)

 福岡ソフトバンクの新選手会長に中村晃外野手(30)が就任することが21日、分かった。2017年オフから2年間、選手会長を務め、今季限りで任期を終える柳田悠岐外野手(31)に代わるもので、今月末の選手会納会で正式承認される見込み。来季、プロ13年目を迎える男は新たな役目を背負い、チームの「顔」としてフル稼働する覚悟だ。

■柳田から指名

 現会長の柳田から指名されて新会長就任を受託した。「最初はどうしようか迷ったけど、年齢的にも自分がやらなきゃと思った」。打診された際、中村晃は一瞬迷いながら、ここ2年間は同副会長を務め、チーム内で重要なポジションであることも理解した上で快諾した。

 高校時代、中村晃は名門帝京野球部の主将を務めた経歴も持つ。現会長の柳田とは対照的に寡黙で、背中でチームを引っ張るタイプだが「やることは裏方仕事のようなイメージですけどね。でも、大事な役割だと思うので、チームが円滑に進むようにはしたい」と就任を前向きに捉えた。

 今季は自律神経失調症などに苦しみ、出場44試合と7年ぶりに規定打席を割った。一時は「野球どころではない」と野球界から身を遠ざけることを考える時期もあったが、1日にスタートした宮崎秋季キャンプには「いまの自分に何が必要か知りたい」と“自分探し”をメインテーマに志願参加し、完全復活を目指す来季への足掛かりにしようと気迫に満ちていた。

 キャンプでは若手に交じり、約1時間にわたるランニング中心のウオーミングアップからロングティー、打撃回り、走塁と連日、大粒の汗を流した。この日、21日間にわたる秋季キャンプを終えた中村晃は「何を得たかは正直、分からないけど、やったことが無駄にならないように、オフもバットを振り続けようと思います」と充実感を漂わせ、秋の宮崎を後にした。

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