ソフトバンク・バンデンハーク残留へ 「福岡愛」強まる

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクが、来日5年目のリック・バンデンハーク投手(34)と、来季契約で基本合意したことが22日、分かった。3年契約の最終年だった今季は腰痛のため出遅れたが、ポストシーズンでは存在感を発揮。球団は5年間で通算41勝を挙げた右腕を来季も先発の一角として期待しており、引き留めに成功した形だ。11月に第1子が誕生したこともあり、12月まで福岡で練習を行うため、11月24日の日本一パレードにも初めて参加する予定。「ホークス愛」を示した助っ人が来季も5度目となる日本一に貢献する。

 来季3年ぶりのリーグV奪回と4年連続の日本一へ向けて、球団が優良助っ人の引き留めに成功した。残留交渉を続けていたバンデンハークと、来季の1年契約で基本合意に達したもようだ。今季こそ腰痛などの影響でレギュラーシーズンは3試合の登板に終わったが2017、18年と2年連続で2桁勝利をマークした右腕が、来日6年目となる来季も先発の一角としてチームに貢献する。

 バンデンハークは13年から韓国・サムスンで2年連続チャンピオンに輝き、ホークスでは15年から5年間で4度の日本一に貢献した。今年の日本シリーズ終了後には「ワールドチャンピオンのリングは欲しいね。3カ国でチャンピオンになれるのは僕のユニークなところだからね」と発言。07年から6年間在籍した米大リーグ復帰にも、含みを持たせていた。16年途中に結んだ3年契約の年俸4億円(推定)からは微減の1年契約とみられるが「ホークス愛」を示した形だ。

 今季は春季キャンプで腰痛を発症し出遅れ、6月4日の中日戦で今季初登板したが、その直後に右肘を痛め9月までリハビリ生活を強いられた。レギュラーシーズンの登板はわずか3試合に終わったが、西武とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)第4戦では5回途中2失点と好投。CSでは5年間で通算7試合4勝無敗と強さを見せつけ、パ史上初のスイープでのCS突破に貢献した。

 「ホークス愛」とともに5年目となった「福岡愛」も強まっている。今月2日に、福岡市内の病院で夫人が第1子となる男児を出産。例年は全日程終了後に母国オランダへ戻るが、今年は乳児の航空機の長距離移動での負担を避けるため、福岡にとどまり練習を続けている。22日もヤフオクドームでウエートやキャッチボールなど約3時間のトレーニング。12月中も福岡に残り、練習を行う予定だ。

 福岡で体を動かしていることもあり、24日の日本一パレードにも来日5年目で初めて参加する予定だ。「パレードは初めてで楽しみ。でも雨が心配だね」。ホークスを愛し、福岡を愛する優良助っ人が、来季も日本一に貢献する。

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