ソフトバンク高橋礼とオリックス山岡が「プレミアVコンビ」結成

西日本スポーツ 山田 孝人

 ◆ソフトバンク野球教室ベースボールキッズ2019(23日、九州・山口10会場)

 ソフトバンクの高橋礼投手(24)が同学年の「プレミアVコンビ」を結成し東京五輪シーズンに挑む。10年ぶりに世界一となった侍ジャパンでともにプレーし、パ・リーグの最高勝率に輝いたオリックスの山岡泰輔投手(24)と来年1月に広島県内で合同自主トレを行う予定だ。友人であるとともに、タイトルを争うなどライバル心を燃やし合う間柄。刺激し合って、さらなる高みを目指す。

 オフも進化への歩みを止めることはない。高橋礼が、世界一を成し遂げたプレミア12の期間中に意気投合したオリックスの山岡とタッグを組む。最高勝率のタイトルを争い、敗れたライバルながら「こちらからお願いしました。新しい考えを積極的に取り入れて、自分の糧としたい」と意気込んだ。

 今季12勝6敗だった自身を上回る13勝(4敗)の山岡とは1995年生まれの同学年。「同い年だしライバル心を燃やしている。負けないように」。長い時間をともにする中で、オフも闘争心と集中力を保って練習に励む狙いがある。専門のトレーナーも同行してフィジカル面のトレーニングにも多く時間を割く内容となる見込みという。

 プロでは山岡が1年先輩に当たる。闘志を燃やす一方で、かねて「尊敬している」と話す。「(入団から)先発ローテを3年連続で守っている。1年を戦う上で、オフにどんな練習をしているのか知りたかった。体の使い方がしなやかで、力の出し方がすごい」。身長172センチながら150キロ超えの直球を投げ込む右腕の秘密を探り、自らに落とし込む考えだ。

■「尊敬」…貪欲に吸収

 強い探求心は、投げ手の少ないアンダースローだからこそ。調整も自らの感覚が大きなウエートを占めるだけに「常に考え続けないといけない」と口にする。それだけに「先発への考え方などの話も聞きたい。いろんな引き出しがあったほうがいいので」と、ライバルから貪欲に吸収する。

 プレミア12ではチームトップタイの2勝をマークするなどして優勝に貢献した。「この大会があるからこそ五輪が見えてくる(と思っていた)。しっかり結果を出し、アピールできたのはよかったです」とあらためて東京五輪への思いを強くした。

 23日は長崎県大村市の会場に参加し、質問コーナーで代表の感想を問われると「人生で一番楽しかった」と即答した。それをしのぎうる2020を、切磋琢磨(せっさたくま)し合える良きライバルと目指していく。 (山田孝人)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ