緒方G2初V 小林啓二杯 【山陽】 

西日本スポーツ 三島 隆助

 山陽オートの朝陽カントリークラブpresents小林啓二杯G2「第3回山陽王座防衛戦」は最終日の24日、最終12Rで優勝戦(1着賞金150万円)があり、緒方浩一(34)=山陽=が、ゼロ単騎の浜野淳(44)=山陽=を食って出る猛烈Sから逃げ切り勝ち。G1V歴(1V)はあるが、G2制覇は初めて。2着は浜野。3着は青山周平(34)=伊勢崎=が入った。5日間の総売上額は7億9737万円(目標額は約9億3000万円)。

■ヒーロー

 ドラマ以上にドラマチックだった。緒方浩一が、今節でラストランの意向を固めていた師匠・田中泰彦にささげる圧勝V。「そのことは前検に告げられた。フライング発表になったが、言わずにはいれなかった。師匠のために、何が何でも優勝したいという気持ちだった。少しは親孝行ができたかな」。表彰式では、師匠への感謝の思いがあふれ、何度も涙をぬぐった。

 戦前からS、エンジンにも自信たっぷり。それよりも何よりも最高のエンディングになるよう“天気の神様”が走路まで乾かしてくれたことが大きかった。大好きなブチ走路での大一番に「走路も完全に自分の味方。最高の走路だった」と振り返った。

 レース後、師匠の田中は、何度も「本当に親孝行なヤツやなぁ」としみじみ。そして「まだ伸びしろはあるよ」とも。その言葉を受けて緒方も「このメンバーで勝つことができた。SGでも頑張ればやれると思う」ときっぱり。最高峰のSG戦線での活躍が、師匠への最高の恩返しだ。 (三島隆助)

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