ソフトバンク周東、今宮とコンビ 来季内野でレギュラー奪う

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクの周東佑京内野手(23)が「名手」のエキスを吸収し、レギュラー奪取を目指す。来年1月、5度のゴールデングラブ賞に輝いた今宮健太内野手(28)の北九州での自主トレに参加する。内野手登録ながら、今季は先発した23試合のうち19試合が外野で出場。来季は内野で勝負をかける足のスペシャリストは、守備職人の元でスキルを学び「代走業」からの脱却を図る。25日は福岡県八女市で行われた選手会納会ゴルフに参加した。

■脱「代走業」へ

 1年前はプエルトリコのウインターリーグで牙を研いでいた周東は、初めての選手会納会ゴルフでつかの間のリラックスした時間を過ごしていた。支配下登録された今季、日本シリーズ後に侍ジャパンの一員として「プレミア12」まで戦い抜き、秋季キャンプにも参加。息つく間もないオフを過ごすが、レギュラー取りへ勝負をかける来季へ向けての準備は着々と整えている。

 「今宮さんのところで一緒にやります。誰が見てもすごい守備。手本にして、安定した守備力を身に付けられるようにしたい」

 門をたたくのは、ゴールデングラブ賞5度を誇る名手の「今宮塾」。「来年は内野で勝負しようと思っている」と並々ならぬ決意で来年1月、北九州での自主トレで今宮からスキルを学ぶ。内野手登録ながら、今季先発出場した23試合のうち内野でのスタメンは二塁での4試合にとどまった。

 牧原、明石が主に務める二塁とともに、首脳陣は来季、三塁も守らせる構想も持っている。初選出された侍ジャパンでも「プレミア12」の2次ラウンド米国戦ではシーズン中に一度もなかった三塁の守備に就く場面もあった。それだけにスタメンを勝ち取れば二遊間、もしくは三遊間でコンビを組む可能性の高い今宮への弟子入りのメリットは大きい。

 侍ジャパンの活躍で、知名度は飛躍的に高まった。今季は「足のスペシャリスト」としての立ち位置を確立し、チームトップの25盗塁をマークした。だが、プロ入り2年目の23歳は、今後も「代走業」で生き続けるつもりはない。「すべての面でレベルアップしなければいけないのは分かっている。自分で(塁に)出て(ホームに)かえってくるのが一番いい」。注目を浴びることで期待値もおのずと高まってくる。「ここからが本当の勝負だと思っている」。世界一の代走は、3年連続日本一チームのレギュラー取りに狙いを定めている。

   ◇    ◇

今宮「とにかくバット振らせる」

 来季11年目の今宮が、チームの未来のためにあえて「鬼」となる。来年1月の北九州自主トレに周東が加入予定。「守備もですけど、とにかくバットを振らせます。まあ、頑張らせますよ」。鷹のいだてんを徹底的に鍛え上げる。

 今年1月は「プロ入り後の自主トレで最も打ち込んでいる」と連日3時間ほど徹底した打撃練習を実施した。5月上旬にはプロ入り後初めてリーグ首位打者に浮上。40試合目消化時点で打率3割3分3厘、8本塁打と好調を維持していたが、左膝裏痛の影響で6月下旬から約1カ月離脱した。これを境に打撃の調子を落としただけに内野の要として来季こそフル出場し、自身初のシーズン打率3割を達成する覚悟だ。

 そのために来年1月の自主トレでは今年以上に自らをいじめ抜く。秋季キャンプでは工藤監督にマンツーマンでの指導をあおぎ、故障防止に向けて体幹を強化。チームの未来を支える若手と自分自身を鍛え上げ、4年連続日本一に貢献する。

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ