「さっしーからの卒業」鮮明に 新生HKT、初めて迎えた“誕生日” 月イチ活動報告〈前編〉

西日本スポーツ 古川 泰裕

 2011年の本格的な活動開始から11月26日で8周年を迎えたHKT48。当日は活動拠点の一つである西鉄ホール(福岡市・天神)で特別記念公演を開催し、25日には博多座(同市博多区)で前夜祭を行った。グループの大黒柱だった指原莉乃が4月に卒業し、「新生HKT」として初めて迎えた節目の日。メンバー54人の団結と成長ぶりが光り、「さっしーからの卒業」を鮮明に印象付ける2日間となった。

 25日、博多座で初開催となった前夜祭は、「8周年だよ! HKT48の令和に昭和な歌合戦」と題したコンサート。メンバー54人が「春組」「秋組」に分かれ昭和歌謡(1980年代中心)の数々を披露した。

 歌合戦は、春組が先攻。同組キャプテンの松岡はな村川緋杏今村麻莉愛とともにチェッカーズの「涙のリクエスト」を歌ったほか、本村碧唯率いるダンスユニット・Litcharm(リットチャーム)は杏里の「CAT’S EYE」で、本村自身による振り付けを披露した。

 秋組も負けじと、キャプテンの田中美久がソロでPRINCESS PRINCESSの「Diamonds」を熱唱。松岡菜摘率いるモデル系ユニットChou(シュー)は「悲しみが止まらない」(杏里)を、情感を込めて歌った。

 グループのムードメーカー・村重杏奈はC-C-Bのドラマーに変装し、節目の舞台でも盛り上げ役に。24日まで同劇場で上演されたAKB48グループの舞台版「仁義なき戦い」に出演した秋吉優花豊永阿紀が、演じた役柄の衣装姿で登場し、舞台で実際に使ったセットでパフォーマンスを披露する場面もあった。

   ◇   ◇

 そして当日の26日。活動の中心拠点となる西鉄ホールでの公演本番は、圧巻のステージだった。1回の公演で過去最多となる43曲を披露。選曲は、HKTが同劇場でこれまで上演してきた「手をつなぎながら」など12の演目から選ばれ、メンバーにもファンにも思い出深い曲がそろうラインアップに。8年間の歩みを確かめるようなステージとなった。

 2011年11月26日からグループを支えてきた1期生9人は、夢のステージへ懸ける決意を歌った「初日」を熱唱。「ひとりじゃない、みんながおるけん-。みんな大好き。ありがとう!」。曲の冒頭には、グループ船出の日に発したかけ声を涙ながらに叫び、ファンの涙腺を崩壊させた。

 公演の最後には、チームHキャプテンの松岡菜摘が「さっしー(指原莉乃)や(宮脇)咲良や(矢吹)奈子がいなくて不安な状況が続いたけど、ツアーや博多座やこの8周年を通して、みなさんが笑顔で帰ってくれることがうれしかった」と、ファンに感謝。「いつまでも、皆さんが楽しくて自分たちも楽しくて、そういうすてきなグループでいられるように、9年目も走っていきたい」と決意を語り、万雷の拍手を浴びた。(古川泰裕)

 

PR

HKT48 アクセスランキング

PR

注目のテーマ