「守護神を任され続けたい」ソフトバンク森の決意 ライバル甲斐野は

西日本スポーツ 長浜 幸治

 ◆ソフトバンク球団納会ゴルフ(29日・麻生飯塚GC)

 新弟子の挑戦ウエルカム!! 福岡ソフトバンクの森唯斗投手(27)が29日、来季も守護神の座を守り抜く決意を示した。この日行われた球団納会ゴルフでは、今オフに米グアムで自主トレをともにする甲斐野とともにラウンドを回り、プレーを楽しんだが、本職となれば話は別。2年連続でシーズン30セーブ以上を挙げ、日本シリーズでも胴上げ投手となった鉄腕は、目をかける弟分が狙う「定位置」を譲るつもりはない。

■師弟コンビでラウンド

 今季、ホークスのブルペン陣を支えた「師弟コンビ」がグリーン上で笑顔を咲かせた。球団納会ゴルフに参加した森は甲斐野と同組でラウンド。森の19位に対して甲斐野は90位と、ゴルフでも貫禄を見せつけた守護神は「きょうはゴルフなんでね。楽しみましたよ」と満足げだった。

 普段からかわいがっている弟分ではあるが、グラウンド上では競い合う相手だ。将来的に抑えのポジションを目指す甲斐野は“師匠”を「まだまだかなわない存在」としながらも、「プレッシャーをかけられるような選手でなくちゃいけない」と強調。一方で森も「(甲斐野は)ライバルであることには変わらない」と力を認めつつ、弟子の意気込みを歓迎している。

 森は2018年シーズン途中にサファテが離脱したことを受けて抑えを任されると、37セーブを挙げて自身初のセーブ王を獲得。今季も2年連続の30セーブ以上となる35セーブと、守護神の立場を確固たるものにした。それでも満足感は大きくなかった。「やっぱりケガをしてチームを離れたことが一番悔しかった」

 6月に右背部痛でプロ6年目にして初の故障離脱を経験。およそ1カ月間、チームを離脱した。その時期に代役を務めたのが甲斐野だった。「シーズン通して1軍で投げ続けなくちゃいけない」。だからこそ、今オフは走り込みを中心とした体づくりを徹底し、故障防止に励むつもりだ。

 来季からは選手会副会長に就任し、投手陣のリーダー役として一層の活躍が期待される。「守護神を任され続けたいという気持ちは変わらない」。プロ入りから6年連続で50試合以上に登板している鉄腕が、来季も9回のマウンドに上がり続ける。 (長浜幸治)

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