体操・内村が論じた「エレガンス」と「美しい」の違い トークショーの観客を魅了

西日本スポーツ

 体操男子個人総合で五輪2連覇中の内村航平(リンガーハット)=長崎県諫早市出身=が30日、大阪市内でトークショーに出席し、「エレガンス」という言葉について、「『美しい』と『エレガンス』は違う」と持論を展開。説得力のあるトークで多くの観客を感嘆させた。

 内村は自分が思う「エレガンス」の定義を、自身の演技を例にして説明した。「例えば僕の演技を見て、『景色を見ているようだ』とか、『絵画を見ているようだ』とか、何かを連想させるようなことができるのがエレガンスだと思う」と力説。「何かをしているけど、違う感覚になるのがエレガンス。自己満でもあるし、追求すればするほど深みにはまるパターンもある。自分に自信を持つことが大事」と主張した。

 内村が出席したのは「エレガンスアンバサダー」を務めるスイスの老舗時計メーカー「ロンジン」のトークショー。ロンジン社は国際体操連盟の公式パートナーで、国際大会の公式なども手がける。内村は世界選手権で同社が制定する「エレガンス賞」を2011年から3年連続で受賞。17年に日本人初の「エレガンスアンバサダー」に就任している。

 幾度となくエレガンスな演技で多くの人々を魅了してきた内村だが、東京五輪に向けて1分1秒も無駄にできない日々を送る。「東京五輪までの時間は変わらないものだけど、早まったり遅まったり、意識次第で変わる。生かすも殺すも自分次第。すごく大事にしないといけない。東京五輪に向かうまでの時間と考えたらすごく大事。今はもっとあってほしいと思う半面、早く来てほしいと思う。難しい」と複雑な心境を明かし「五輪まで時間がないので競技に集中して、時間を大切にして、東京の舞台でエレガンスな演技をしたい」と、決意を語った。

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