J1鳥栖、絶対残留 福田主将「サポーターも一緒に戦ってください」

西日本スポーツ 広田 亜貴子

 ◆明治安田生命J1第33節 鳥栖0-2札幌(30日・駅前不動産スタジアム)

 J1サガン鳥栖は札幌に0-2で敗れ、ホーム最終戦でJ1残留は決められなかった。勝ち点36で順位は14位のまま。17位磐田、18位松本のJ2への自動降格が決まったが、J1参入プレーオフ圏内の16位湘南と鳥栖の勝ち点差はわずかに1。最終節は勝ち点が並ぶ15位清水と残留を懸けた一戦に臨む。7位大分トリニータは仙台に0-2で敗れた。

 今季ホーム最終戦に駆け付けた1万7000人の観客の前で、鳥栖は開始4分に先制を許し、試合終了間際にも2点目を奪われて惨敗。勝てば他チームの結果に関係なく決まっていた残留がお預けになり、選手たちはピッチに立ち尽くした。

 最終戦セレモニーでマイクを握った主将の福田は「申し訳なさを感じるが、一喜一憂して次を落とすわけにはいかない。今は胸を張らせてください。サポーターも一緒に戦ってください」と頭を下げて全員で最終戦に向かう決意を示すと、スタンドからは拍手が送られた。

 試合開始直後の失点が重かった。左サイドからクロスを上げられ、ヘディングで押し込まれた。金明輝監督は「先制点を与えたことで相手が引いてしまった」と振り返る。

 後半からベンチも攻めた。ボランチの松岡を今季初めて右サイドバックに配置。指揮官は「より推進力を前に出したかった」と狙った。2列目の右サイドには安庸佑を投入して起点とし、何度も相手ゴールに迫った。10分すぎには安庸佑のクロスに豊田が頭を合わせ、ゴール前に流したが、金崎が合わせきれなかった。得点にはつなげられなかったが、豊田は「挽回のチャンスはあった。トライした結果なのでそこまで悲観せず、次につなげたい」と前を向いた。

 勝ち点で並ぶ清水との最終戦(12月7日)は、得失点差で上回るため引き分け以上で残留が決まり、敗れたら勝ち点1差で追ってくる湘南との争いになる。J1に昇格して8年目。残留はもちろん、来季につながる最終戦にしてみせる。 (広田亜貴子)

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