ソフトバンク大竹「筋肉再教育」で新人王の同期・高橋礼に対抗

西日本スポーツ 山田 孝人

 ◆ソフトバンク契約更改交渉(4日)

 福岡ソフトバンクの大竹耕太郎投手(24)が4日、来季3年目の目標に最多勝を掲げた。ヤフオクドーム内で契約更改交渉に臨み、1200万円増の年俸2700万円でサイン。今季の前半戦は安定した投球で5勝を挙げながら、後半戦は8月1日の西武戦以降は登板なしと不振に陥った。12勝を挙げて新人王に輝いた同学年の高橋礼を刺激剤として、失速しない体をオフにつくり上げて初のタイトルを目指す。 (金額は推定)

 明暗の両方を味わったシーズンだったからこそ、わき上がる思いがある。「1年持たなかったことが悔しい。自分の力のなさを感じた」。初の開幕ローテーション入り。交流戦での3勝を含め4連勝をマークするなど前半戦は好調だったが8月1日の西武戦以降、1軍登板はなかった。

 17試合で5勝4敗、防御率3・82に終わった今季。失速していく自らとは対照的に、同期で同学年の高橋礼は12勝を挙げて新人王を獲得した。「前半は礼(高橋)が抑えると自分も、という感じでやっていたが…。悔しい思いがある。追いつき、追い越せでやっていきたい」。ライバル心を刺激剤にして掲げたのが、「最多勝のタイトルを狙いたい。そのためにも、規定投球回数をクリアしたいです」という大きな目標だ。

 失速した原因は自ら分析済みだ。「投げていく中で体に張りが出て、それが取れなくなっていった」と、蓄積疲労が少しずつフォームなどに悪影響を与えたと考えている。つまり、前半の投球内容をシーズン通して維持できれば、結果につなげる自信がある。だからこそ、一層強靱(きょうじん)な体を求める構えだ。

 改善に向け、オフは大阪市内のトレーニング施設で肉体改造に取り組む。同市内にマンスリーマンションも借り、約3週間にわたって励む予定。「余計な筋肉を落として必要な筋肉をつけ、バランスのいい体にする。体の使い方の悪いクセも直していく。筋肉の再教育です」と説明した。

 約1時間にわたった交渉では援護に恵まれず白星につながらなかった前半戦の投球内容も考慮されての提示となった。「数字からでは見えない部分をくみ取ってもらい、上げてもらった」と感謝。目指す高みへの弾みとする。 (山田孝人)

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