【クローズアップ】徳増最後の“宿題”片付ける

西日本スポーツ 深堀 慎一郎

 「苦節25年、というんでしょうか。ありがとうございます」。45歳にして初のグランプリ出場を決めた徳増秀樹=静岡=が、出場をたたえる言葉に一礼。今年はSGで2優出などの好成績を残した。ただ本人としては「目立った活躍はなかった」という評価。「でも、年間を通じて高いレベルで安定できていた。ほとんど予選を突破できましたしね」。SG全7戦のうち6戦に出場し、予選落ちは一度だけ。これで積み上げた賞金は12位の金額で、旧制度(賞金上位12人が出場)でも出場がかなった堂々の順位。「価値があると思う」と胸を張った。

 そんな大事な一戦を直前に控えた今節だが、不惑を過ぎた男は落ち着いたもの。「いろいろ思うところはあったけど、整理はつきました。初めて行くわけだし、いつもと違うことができるわけではない」。前検もいつも通りにエンジンとじっくり向き合った。「一緒のような気もしたし、下がるような気もした。まだよく分からないので、まずは一通り点検から」。やるべき作業を一つずつつぶして、初日の戦いに臨む。

 念願のグランプリ出場はかなったが、一つ残った今年の宿題は片付けなくてはならない。「クラシックの出場権がまだないので、ここで取りたい」。いい滑り出しを決めて、その目標に前進する。 (深堀慎一郎)

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