太田G3 4度目V 【佐世保】

西日本スポーツ

 佐世保競輪のG3開設69周年記念「九十九島賞争奪戦」(優勝賞金363万円)は最終日の8日、12Rで決勝戦があり、太田竜馬(23)=徳島・109期・S1=が3角8番手捲りで優勝。今年9月の岐阜以来となる通算4度目のG3制覇を達成した。2、3着には野原雅也をBS過ぎから番手捲りした古性優作、村上義弘が入った。9Rで行われたA級3班の一発レース「レインボーカップ・チャレンジファイナル」は脇本勇希が優勝した。シリーズ4日間の車券売上額は43億160万円(目標45億円)だった。

■ヒーロー

 最終バックすぎから古性、山中、吉田が踏み合う激しい流れの中で「脚をじっとためていた」という太田竜馬が、3角から今節最高の上がりタイム11秒2の豪快弾。準決レース後に「終わりよければすべてよしとなるように」と話していたが、まさにその通りのVゴールとなった。

 勝てば官軍だ。今節は、風邪が治ったかどうかという状態での参戦。その影響もあり、道中は(5)(5)(3)というヒヤヒヤの勝ち上がりだったが、最後の最後にポテンシャル全開。「山中さんが仕掛けたときに反応できなかったが、結果的にいい形になった。4角では届くかなと思いました」。自慢の豪快弾が火を吹いた。

 G3優勝は2月高松の初優勝を皮切りに、7月小松島、9月岐阜、そして今回の佐世保で4度目。「G3を取ること自体が大変なことなのに、今年だけで4回もできた。昨年からすると考えられない」。秋口には一時、賞金でのグランプリ出場も争うなど成長著しい一年だったが、満足はしていない。「G1で優出したいし、それには自滅をなくしていかないとダメ。もっとスピードを磨きます」

 年男として迎える2020年は、S級S班の松浦悠士、清水裕友ら20代の機動型と競い合い、「中四国旋風」をさらに強めていく。(森川)

脇本が優勝 レインボーカップ

 最終日の9Rに行われた「レインボーカップ・チャレンジファイナル」は、脇本勇希が5番手外並走からの捲り追い込みで優勝した。9人全員が単騎戦という難解なレースで「想定外のことしか起きないと思ったし、展開のことは何も考えなかった。ただ脚をためるだけためて、自分が行けるところから行こう」と開き直って臨んだことが、最高の結果につながった。

 同期の115期は、高橋晋也、坂井洋が既にS級で活躍中だけに「これで一歩、近づけたかな」というのが正直な気持ち。それでも「A級2班に上がって、しっかりと先行できるように」と、自分のペースで成長していくことを誓った。

 ◆脇本ら3人が特班 8日の佐世保競輪9Rに行われたA級3班の「レインボーカップ・チャレンジファイナル」は脇本勇希(21)=福井・115期=が優勝。2着の岩谷拓磨(22)=福岡・115期、3着の小原丈一郎(21)=青森・115期=とともに、9日付けでA級2班への特別昇班を果たした。

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