西武松坂「期待されてない方が多いと思うので」入団会見2

西日本スポーツ

 来季14年ぶりとなる西武復帰が決まった松坂大輔投手(39)が11日、東京都港区の「ザ・プリンスパークタワー東京」で正式契約を結んだ後、入団会見を行った。言葉の節々に「ライオンズ愛」を感じさせた約30分間の質疑応答は以下の通り。

(1からつづく)

―今年取り壊しとなった若獅子寮の思い出、所沢への思い出は

 ニュースで見た気がします。(建て替えられた新しい施設を)実際に見られるのを楽しみにしています。僕は花粉症がひどくて…。プロ1年目の合同自主トレのときにその話をしたら、(西武)第二球場の周りにある杉の木を切ってもらったことがありがたかった(笑)。それが強く印象に残っていますね。たくさんの人に感謝されました(笑)。

―残りの現役生活で一番の目標は

 終わりが見えているんですけれど、だからといって2年先、3年先を見られるわけでもない。これからは特に一年一年の過ごし方が今まで以上に濃いものになっていくのかなと。先のことを考えようと思ってもできないですし、日々投げられるようになるにはどうしたらいいかと考えています。今の状態でどうしたら勝てるかということを考えていますし…。これから毎日ずっとそういうことを考えながら過ごしていく中でプレーする期間が延びていったらいいですね。

―ネクタイの色がチームカラーに近い印象がある

 ちょっと考えました(笑)。今のライオンズのチームカラー、ブルーなんですかね。昔と比べるとブルーのイメージが薄いというか、白にネイビーといいますか…。スパイクも黒いですし。昔の印象と比べるとかなり変わっていますね。そこまでは意識していないです。ブランド名?「ブリオーニ」と書いています、はい(笑)。

―今のコンディションについて、どれぐらい投げられる状態なのか

 このオフは長く休むことなく、体だけは常に動かしています。投げる方もそんなに距離を取っていませんが、去年の今の時期と比べると今年の方が投げています。(来季は)1軍の開幕も早いですし、それも頭に入れながら肩をつくっていくと思います。なるべく(キャンプでは)早くブルペンに入れたらなと。今年は何もやっていないので手応えも何もありませんが…。期待されていない方の方が多いと思いますので、それを少しでも覆せるようにやっていきたいです。

―西武からポスティングシステムで移籍するとき、再びライオンズのユニホームを着ることを想像していたことはあるのか。西武で現役を全うしたいという気持ちは

 アメリカに行くときは、戻ってくるときはライオンズだろうなと漠然と思っていましたね。このタイミングでまたライオンズのユニホームを着られることになって、それに関して、(野球)人生の最後はここなのかなと思っています。

―同じパ・リーグには「令和の怪物」と呼ばれるような高校生(ロッテ・佐々木朗希投手)も入ってきた。「平成の怪物」と呼ばれた松坂投手が楽しみに思っていることは

 パ・リーグに来たことで楽しみは本当に増えましたね。ホークスに和田(毅)君もいますし、他球団にも同級生がいますし。これから若くて才能のある選手たちも入ってきています。楽しみではあるんですが、楽しみを形にできるかどうかは僕次第。とにかくしっかり1軍のマウンドにいられるようにしなければ。

―ここまで数々の苦難、故障を乗り越えてきた。改めて現役を続けられることになる思いを

 やっぱり自分は野球が好きなんだなと思いますし…。ただ、その気持ちだけでプロの世界でやれるわけではない。「野球が好きだ」という気持ちを表現するための場を与えてくれたライオンズに感謝しています。今持っている気持ちを、本当に燃え尽きてやめるときまで持ち続けてやっていきたい。

―若手の投手が多い西武での立ち位置は

 今のライオンズ投手陣の現状(2年連続リーグワーストの防御率など)は話には聞いていますが、そこまで試合を見ているわけではないので詳しくはわかりません。今の僕が戦力として考えられるというのが、今のライオンズの現状ではないでしょうか。選手として悔しい気持ちは当然、皆持っているでしょうし、そういう気持ちを持っていないとこれから先もないでしょうし…。自分ができることは聞かれれば教えたりすることはしますが、それがメインだとは思っていません。今の僕には人のことを考えられる余裕はないので、自分ができることを必死にやるしかないと思っています。

―前回の在籍時に「18」だった背番号が「16」になった

 その質問は出ると思って考えていました。僕の中で「ライオンズの16番」というと(現編成グループディレクターの)潮崎(哲也)さんのイメージですよね。先ほども(正式契約を結んだ交渉の場で)話をしたんですが、歴代(の西武の選手)で16番をつけてきた選手はみんな成績を残しているいい番号だと思っていますので、それに続けられるようにやっていきたいです。

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