西武松坂「人生の最後はここ」古巣に骨うずめる覚悟明かす

西日本スポーツ 小畑 大悟

■入団会見

 来季14年ぶりに古巣復帰する松坂大輔投手(39)が11日、都内のホテルで入団会見に臨み、プロの世界に飛び込んだ西武に骨をうずめる覚悟を明かした。年俸3000万円の単年で正式契約。背番号「16」の真新しいユニホームにも袖を通し、日米通算200勝に意欲を見せたライオンズの松坂が「家」に帰ってきた。

 ライオンズカラーのネクタイを締め、古巣への“帰宅”を報告した。新人の1998年以来、2度目の西武入団会見。松坂は終始穏やかな表情で「ライオンズに戻ってこられるのは家に帰ってきた感覚。決まったときは本当にうれしかった」と笑った。

 今季限りで中日を退団。現役続行を熱望する中、古巣からオファーを受けた。「すぐに声をかけていただいた。何も迷うことはありませんでした。とにかく早くライオンズのユニホームを着たい」。プロの原点に戻ることを心の底から喜んだ。

 2006年オフにポスティングシステムで米国に巣立った。「アメリカに行くときは、戻ってくるならライオンズだろうと漠然と思っていた」。ソフトバンク、中日を経由して、帰ってきた。来季は40歳のシーズン。「このタイミングでまたユニホームを着られることになって、(野球)人生の最後はここなのかなと思っている」。現役生活を全うする覚悟がある。

 1999年4月7日・日本ハム戦のデビュー戦白星から日米通算170勝を積み重ねてきた。通算200勝の夢も捨ててはいない。「僕自身も終わりが近づいている中で達成したい気持ちが強くなっているのも確か。周りは『無理だ』という人が多いと思うけど、自分自身が諦めることはしたくない」

 現在は自宅のある米国でキャッチボールも行っているという。今季未勝利ながら球団からは先発の戦力として期待された。「期待していない人の方が多いと思うけど、少しでも覆せるようにやっていきたい。今の気持ちを本当に燃え尽きてやめるときまで持ち続けてやっていく」。平成の怪物が古巣で集大成に臨む。 (小畑大悟)

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