元DeNA苦労人バリオス、台湾WLで防御率0点台

西日本スポーツ

 ◆アジア・ウインターリーグ プレーオフ 日本野球連盟(JABA)選抜4-2台湾・味全(14日、台湾・台中)

 DeNAを退団したエディソン・バリオス投手(31)が、台湾・味全の一員として参加したアジア・ウインターリーグ(WL)で最後の登板に臨んだ。

 先発して6回74球を投げ5奪三振。7安打4失点で逆転を許してこのWL初黒星を喫したが、味方の2失策がことごとく失点に絡んで自責点は0だった。「それ(失策)は仕方がない。その後にヒットを打たれてしまった」とした上で「内外角の投げ分けもできたし、投球自体はそこそこ良かったと思う」と振り返った。最速は147キロだった。

 ベネズエラ出身で2011年に初来日。関西独立リーグをへて同年ソフトバンク入りした。育成での再契約、右肘手術から支配下復帰し、15年に17試合連続ホールドの日本タイ記録。16年限りで退団後はBCリーグをへて、18年にDeNA入りした苦労人だ。そして退団早々、短期契約でアジアWLに参加。登録名「巴里歐茲(バリオス)」と背番号72を背負って計4試合に登板した。

 バリオスは来季の所属チームを模索。味全は単独チームでこのWLに参加しているが、チーム結成間もなく、大半がドラフト指名されたばかりの選手だ。投手層が薄く、阪神を退団した歳内も含め計4人の外国人投手と契約していた。バリオスは主戦級の働きぶり。寝違えによる首痛で予告先発を回避したこともあったが、11日に復帰して2回を投げ、14日はそこから中2日での力投だった。

 「ここが好きだ」と味全への思いを口にし「(WL期間)16イニングで自責点1という結果で終われた。どこかでプレーできたらいいね」と話した。日本に限らず台湾や韓国も含めた東アジアで所属チームを探している。

 失点4、自責点1という試合もあり総失点は8だが、期間中の防御率は0・56となった。WL最終日の15日、味全は3位決定戦に臨むが、バリオスは一足早くチームを離れ、日本をへて自宅のあるウルグアイへ戻るという。

PR

プロ野球 アクセスランキング

PR

注目のテーマ