体操内村オーストラリアへ 地獄の2週間「観光する気は全くない」

西日本スポーツ

 4大会連続の五輪出場を目指す体操男子の内村航平(30)が15日、成田空港から合宿先のオーストラリアへ出発した。

 復活を期す内村が地獄の合宿で本来の姿を取り戻す。来年1月2日まで約2週間の合宿を行うオーストラリアでは観光都市としても有名なブリスベンが拠点ながら「観光する気は全くない。体操のことだけ考える」と体操漬けを覚悟した。

 それほど残された時間は少ない。今年は両肩痛の影響もあって4月の全日本選手権で予選落ちし、世界選手権の代表を逃した。その後出た公式戦は8月末の全日本シニア選手権だけ。今回の合宿で足りない実戦感覚を少しでも埋めたい狙いがある。「(全種目の)通しの練習ができれば。肩の状態はそこまで悪くないので、早い段階で仕上げる」と温暖な地で一度ピークまで状態を高め、演技も7~8割程度まで仕上げるつもりだ。

 けがと不振で「五輪は夢物語」と心身ともにどん底を見た。両肩痛と向き合う中で、今は「純粋に体操を極めたいという以前の信念に戻った。その先に結果がある」と原点に立ち返りつつある。「全世界に発信できる五輪は、人生で一番輝けた場所。自分らしくいられる場所と思う」。世界のウチムラとしてもう一度輝きを取り戻す。

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