J1鳥栖入りの林大地、鎌田の後継「ダイチ」に G大阪下部組織の後輩

西日本スポーツ 松田 達也

 ◆全日本大学サッカー準々決勝 中大6-1大体大(16日・AGFフィールド)

 来季J1サガン鳥栖に加入する大体大の林大地(4年・履正社)が“ダイチ”の後継者として1年目から定位置を奪うことを誓った。16日の全日本大学サッカー選手権準々決勝で中大と対戦し1-6で敗退。大学でのサッカーを終えた。自身の1学年上でG大阪ジュニアユース時代はともにプレーした鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)は2017年途中まで鳥栖で活躍。3シーズンぶりに復活する鳥栖のダイチが、残留争いの常連となったクラブに新風を吹き込む。

 最後までゴールにこだわった。大体大の林は劣勢の展開でも最前線であきらめなかった。「みんなが体を張って守っていた。自分がチャンスで決めていれば…」。チーム最多の3本のシュートを放ちながら、勝利につながる一撃は遠かった。

 ポストプレーでボールを収め、鋭い飛び出しでDFの裏を狙った。環太平洋大との2回戦は2得点で勝利に貢献。高い決定力をプロでも発揮する決意だ。「遠慮するつもりはない。『大地なら何とかしてくれる』と信頼を得られる選手になりたい」と言い切った。

 2015年に鳥栖入りした鎌田大地は、G大阪ジュニアユースでともに技術を磨いた。「すごくかわいがってもらった先輩。1年目から活躍した姿を見ていたし、鳥栖を知るきっかけにもなった」。ドイツ1部リーグで活躍し日本代表に選出されたダイチ先輩のように、鳥栖を支える存在となるのが今の目標だ。

 今季の鳥栖はJ1リーグ戦で15位。最終戦で負けながら16位の湘南が引き分けたことで残留が決まった。シーズン途中でフェルナンドトーレス氏が引退し再建を図る来季は育成型クラブとして若手強化に力を注ぐ方針。特別指定選手のFWとして8月に初出場、初ゴールを記録した林はその筆頭格といえる。

 鎌田の移籍が決まったのは17年6月。翌年からの2シーズン、鳥栖は残留争いを繰り返した。新加入のストライカーがベテラン豊田らとともに競い合えば、攻撃陣の活性化につながる。鎌田の後継者として加わる“鳥栖のダイチ”は「開幕前の実戦から結果を残し、ポジションをつかむ」と意欲をみなぎらせた。 (松田達也)

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