ロッテ移籍福田を「しっかり刺す」 ソフトバンク甲斐心待ち

西日本スポーツ 長浜 幸治

 福田を刺してロッテアレルギーを拭い去る!! 福岡ソフトバンクの甲斐拓也捕手(27)が17日、ロッテへFA移籍した福田秀平外野手(30)の「機動力封じ」を誓った。来季の開幕3連戦で激突する相手は、今季8勝17敗と大きく負け越したロッテ。天敵のキーマンとなりうる元チームメートを自慢のキャノンで封じ込め、一気の開幕ダッシュを決める。

 ヤフオクドームへトレーニングに訪れた甲斐は、ロッテにFA移籍した福田の“宣戦布告”に対抗心を燃やした。「入団会見で『甲斐キャノンを突破したい』って言ってたでしょ? もし盗塁してくる場面があれば、しっかり刺してガッツポーズしたいと思います」。元チームメートとの対戦を心待ちにするかのように不敵な笑みを浮かべた。

 今季8勝17敗と苦渋を味わったロッテに2年連続で「カモ」にされるわけにはいかない。三顧の礼で迎え入れられた福田は来シーズンのキーマンとなる可能性は十分。敵将の井口監督も「2番での起用を考えている。足を使ってクリーンアップにつなげてほしい」と期待が大きいだけに、甲斐キャノンで抑え込むことがアレルギー払拭(ふっしょく)に大きな役割を果たしそうだ。

 さらに今季3勝を献上するなど苦戦を強いられた楽天の美馬もロッテへの加入が決まり、来季も手ごわい相手になるのは間違いない。「2年連続でレギュラーシーズン2位。自分がもっと力をつけなくちゃいけない」。天敵との開幕3連戦が持つ重要さを甲斐も理解している。

■胸に「19」

 この日、胸に「19」と入ったトレーニングウエアを着用した甲斐にとって、来季は個人としても特別な1年になる。「この番号を背負う責任というのは感じている。守備も打撃もさらにレベルアップしないと」。野村克也氏がつけた背番号19に変更することの意味をかみしめるように言葉を発した。

 今季は西武の森がMVPを獲得し、盗塁阻止率は3割4分2厘でリーグ4位に甘んじた。「捕手のライバルはたくさんいる。その中で誰にも負けないキャッチャーになりたい」。チームの扇の要が3年ぶりのリーグ優勝奪回、そして4年連続の日本一を力強く導く。 (長浜幸治)

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