服部今年初V 西スポ杯 【大村】

西日本スポーツ 橋口 文子

 大村ボートの「BTS加治木開設記念 西日本スポーツ杯」は20日、最終12Rで優勝戦が争われた。1号艇の篠崎仁志は、センターからコンマ01のトップSを決めて、まくりを仕掛けた中村真に抵抗。その展開を突いてまくり差した服部幸男が、一気にBSへ抜け出して、そのまま後続艇を寄せ付けず、ゴールへ。自身96回目、今年初のVを手に入れた。2着には古結宏、3着には倉谷和信が入着。2連単は1万円台、3連単は8万円台のダブル万舟、高配当決着となった。

■ヒーロー

 普段はクールな男が、最高の笑顔で壇上へ上がった。「優勝した自分が一番びっくりしている。展開さまさまですね」。服部は、優勝戦のメンバーに入っても、決してズバ抜けた足ではなかった。節間中は、常に調整で忙しく過ごし、準優でもまだ納得のレベルには達していなかった。「ペラ調整をして、優勝戦は一番いい感じだったけど、6人の中では舟足は見劣る感じだった」。それでも、その機力不足は長年の経験と実力でカバー。巡ってきた展開を見事に捉えて、そのままゴールへと突き抜けた。

 今回は2年ぶりの大村出走で、ナイターになってからは初の参戦。当地はG12Vの実績もあり「大村は大好き」とにっこり。今年も残すところあと10日で、今回が自身96回目、今年は初Vという服部は「いいところがない1年で、迷走していた。今回のVでリズムに乗ってくれれば」。好相性の水面で、優勝という最高の結果を残し、これでリズムが上がらないわけがない。残す今年も、迎える来年も、今以上の活躍を見せてくれるはず。「また大村に来たい。ベストを尽くします!!」常にファンのために最善を尽くす男が、さらなる健闘を誓った。 (橋口文子)

 ◆服部幸男(はっとり・ゆきお)1971年1月5日生まれの48歳。静岡県出身。89年5月、浜名湖デビューの64期。167センチ、55キロ、B型。90年6月にびわこで初優勝。G121V、SG4Vの実績を誇る。

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