城島健司氏に電話、「言われた」ソフトバンク和田がやりとり明かす

西日本スポーツ 鎌田 真一郎

■熊本で野球教室

 ジョーさん、ブルペンに来てください! 福岡ソフトバンクの和田毅投手(38)が21日、15年ぶりにホークスに復帰した城島健司球団会長付特別アドバイザー(43)の来春キャンプでのブルペン視察を熱望した。1年目の2003年から3年間、バッテリーを組み、プロ野球のいろはを教えてもらった間柄。チーム最年長の左腕でさえも「緊張する」というレジェンドの前で、新たな刺激を求めていく。

 熊本での野球教室を終えた和田は、苦笑いしながら前日にかけた1本の電話のやりとりを明かした。「おまえのボールぐらいなら捕れると言われてしまった」。その相手は、ホークスへの復帰会見を終えたばかりの城島球団会長付特別アドバイザー。電話口でも城島節がさえわたっていた。

 ちょうど1年前。同学年でダイエー、ソフトバンク時代に「W左腕エース」として競い合った盟友杉内(現巨人コーチ)の“引退試合”を企画したのも、この日と同じリブワーク藤崎台球場。そこに、サプライズゲストとして城島氏を招いた。それ以来となる再会を心待ちにする。

 ルーキーイヤーからバッテリーを組んだスーパーキャッチャーは、和田にとっても恩人の一人。「新人の時から配球や、プロ野球のいろはを教えてもらった」。その野球への情熱や、独自の理論に触れたからこそ、球団にもたらす影響の大きさが分かる。

 城島会長付特別アドバイザーは、宮崎で行われる春季キャンプに訪れることが決まっている。和田が望むのは、刺激のある投球練習だ。「ブルペンに来てくれれば。特に緊張するだろうけど、また違った視点で教えてもらえたらと思う」。さらには「自分で話をする時間をつくって勉強したい」と、積極的にアプローチをかける構えだ。

 今年は左肩の故障から復帰。シーズンで4勝を挙げ、城島氏とバッテリーを組んだ2003年以来となる日本シリーズでの白星も手にした。その当時、指揮を執っていたのは王会長だった。「城島さんは王会長のDNAを持たれている。会長の野球を継承しないといけない」。ダイエー時代を知り、ともにメジャーリーグの舞台も経験した2人が、15年の時を経て再び“バッテリー”を組む。 (鎌田真一郎)

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